出版社内容情報
インターネット投稿トラブルにまつわる体験談や失敗談等をノウハウとして集約することによって、先輩の経験則から学ぶことができ、自分がインターネット上の案件で困難な状況に陥ったときに対応できるようになる書籍。
○メソッドシリーズ第12弾!
○先輩弁護士が体験したインターネット投稿トラブルにおける具体的な失敗、成功体験を多数掲載し、先輩との関わりが少ない若手弁護士でも、経験則を学ぶことができ、実務に活かすことができる。
○従来のシリーズ同様、エピソード形式で経験談を掲載することで、読者が実際につまずいたときに対応方法をイメージしやすい内容となっている。
内容説明
シリーズ第12弾。先輩弁護士の成功・失敗談から学んで、もうつまずかない!移り変わりの激しい分野!何から始める?投稿トラブルへの対応の全体像。秘匿制度から報酬まで。プロバイダ代理人から見た発信者情報開示請求。
目次
投稿トラブルへの対応の全体像 迅速な対応と依頼者への丁寧な説明を!
相手方の特定方法・特定に始まる開示制度の全体像 まずはサーバーの管理者を調査しよう
対象となるべき投稿の特定 投稿の特定が全ての始まり
相手方の選択 事件解決のカギは相手方の選び方にあり
方針決定その1 任意交渉?裁判手続?/削除からやる?開示からやる?
方針決定その2 処理方針について依頼者にしっかり確認しよう
同定可能性 その投稿、本人のことだってわかる?
権利侵害その1(名誉毀損編) 事実も評価も名誉毀損
権利侵害その2(プライバシー関係編) “イマドキ”のプライバシーって何だろう?
権利侵害その3‐1(知的財産法編) デジタルコンテンツの保護にも活用できるプロバイダ責任制限法
権利侵害その3‐2(著作権) ここぞという時著作権!著作権侵害の勘所
任意交渉 交渉相手を見極めよう!
サジェスト汚染 「検索予測」のクリーニング
投稿日確認~ログの保存期間~ 投稿から何か月後?投稿日には要注意!!
プロバイダ代理人から見た発信者情報開示請求 開示請求ここを気を付けよう!~プロバイダ代理人の視点から~
新制度の対応 1年経って見えてきた新制度の実際
損害賠償請求 損害賠償過度な期待はご用心
訴訟手続による個人情報の拡散(秘匿制度など) 訴訟記録からの身バレにご用心
刑事事件など あきらめきれない貴方へ
開示請求されたら、どうする? あわてず冷静な対応を
報酬のとり方 費用の説明はいつも以上に慎重に!