出版社内容情報
弁護過誤が原因で裁判となった事例を多数提示し、法的問題点や防止策、適切な対処方法等を解説。特に、近年課題となっている「財産散逸防止義務」の事例や、「成年後見監督人の損害賠償責任と弁護士賠償責任保険」の事例等、前回版の事例から新たに10事例を追加するとともに、前回版登載の事例についてもアップデート。具体的紛争事例に基づき弁護士業務の指針を示した唯一の事例解説書。
○弁護過誤が原因で起きた紛争事例をピックアップし、「依頼者との関係」「第三者との関係」「その他」に分類。事例ごとに事案の概要・判旨・解説・KeyPointの構成で解説。
○具体的な弁護過誤事例に基づき、何が法的に問題だったか、どうすれば訴訟に発展することを防げたか等を解説。
○これまでの教科書的に弁護士倫理を説いた書籍と違い、具体的事例から「弁護士のあり方」を導いた書。
○自らの業務遂行方法に問題がないかを省みるきっかけとなる一冊です。
目次
第1編 総論(弁護士の注意義務;弁護過誤における因果関係;弁護過誤の損害(期待権侵害)
弁護過誤訴訟の立証責任
弁護士賠償責任保険)
第2編 事例紹介(依頼者との関係;第三者との関係;その他)