出版社内容情報
民法や国民健康保険法等にまたがり応用的な問題を含んでいる「第三者行為の求償」について、Q(仮想事例)&A形式で解説する。時効、過失相殺、監督者責任、運行供用者責任、債権回収の手続等、第三者行為求償に携わるうえで必要となる法律知識を網羅。債権法改正に完全対応、介護保険法、個人情報保護法等に関するQ&Aも追加した改訂版!
○現場に不足していた第三者行為求償のノウハウを法的根拠や判例を明示しながらQ&A形式で解説。
○求償事務の現場が、複数の法律にまたがる事案に法的にどう対処すればよいのか悩んだとき手に取る本として、第三者行為求償の訴訟を扱ってきた弁護士が解説した実務書。
○国民健康保険法、健康保険法の解説だけでなく、交通事故等の民法上の知識についても解説。
〇債権法改正に対応のほか、介護保険法、個人情報保護法等に関するQ&Aも新たに追加。
内容説明
自治体担当者や健保担当者が自ら処理すべき求償のノウハウを法的根拠に基づき解説!代位取得、示談、督促、回収、交渉の実務がQ&Aでわかる!債権法改正に完全対応、介護保険法、個人情報保護法等に関するQ&Aも追加した改訂版!
目次
第1章 第三者行為求償の基本(第三者行為求償の仕組み;代位取得の要件 ほか)
第2章 代位取得する損害賠償請求権による類型(不法行為責任1 不法行為概説;不法行為責任2 因果関係 ほか)
第3章 重要な法律問題(時効1 時効概説;時効2 時効期間 ほか)
第4章 債権回収の実務(損害賠償請求権回収の手順;回収方法の検討 ほか)
著者等紹介
牧山秀登[マキヤマヒデト]
弁護士、隼(はやぶさ)総合法律事務所所属。2012年明治大学法科大学院卒業、同年司法試験合格。2018年明治大学法制研究所幹事弁護士・講師(現任)。現在、多数の健康保険組合より相談・依頼を受け、第三者行為求償案件に携わっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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