出版社内容情報
地方公務員制度についての体系的知識の習得を得る、または制度の趣旨や背景を含め、研鑽を深めるためのテキスト。今回の改訂では、2021年(令和3年)に改正され、2023年(令和5年)4月より施行される改正地方公務員法の内容を反映させ、発行。地方公務員の定年を、65歳まで段階的に引き上げることとなるため、関連項目を中心に改訂を行う。
○旧自治省(現総務省)にて、行政課理事官公務員課長等を歴任してきた著者による、唯一の地方公務員制度講義テキスト。
○2007年11月の初版発行以来、今回の法改正等にあわせ版を重ね、第8版となる。
○今回の法改正により、地方公務員の定年が65歳まで段階的に引き上げることとなるため、下記の項目を中心に改訂。
・定年退職に関する項目
・懲戒・分限に関する項目
・高齢者部分休業に関する項目
・不利益処分の説明書交付に関する項目
○上記に加え、最新の総務省通知・資料を掲載
目次
第1章 地方公務員制度の概要
第2章 地方公務員の任用と離職
第3章 公務秩序の維持
第4章 公務能率の維持・向上
第5章 勤務条件
第6章 職員の利益の保護
第7章 地方公務員の労働基本権
著者等紹介
猪野積[イノツモル]
昭和23年大分県中津市生まれ。昭和47年京都大学法学部卒業。同年自治省入省。新潟県行政管理課長・労政課長、自治省公務員第一課課長補佐、岡山県財政課長、自治省行政課理事官・公務員第二課定員管理指導官、岡山県総務部長、自治省消防庁消防課長、自治省公務員課長、徳島県副知事、自治省消防庁審議官、地域総合整備財団常務理事、平成国際大学法学部教授(行政法・地方自治法担当)、(一財)自治研修協会理事、総務省自治大学校客員教授、明治大学公共政策(専門職)大学院兼任講師、総務省「地方公務員の短時間勤務の在り方に関する研究会」座長代理等を歴任。日本公法学会会員、瑞宝中綬章受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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