目次
第1章 「関係人口」という考え方
第2章 「関係人口」ネクストステージという提起
第3章 ライフスタイル・ステイスタイルとしての地域ブランドの創造
第4章 「意欲」は「状況」を生みだせるのか
第5章 シティプロモーション2.0
第6章 地域ブランドのアウトプットを利用したメディア活用戦略モデル
著者等紹介
河井孝仁[カワイタカヨシ]
東海大学文化社会学部広報メディア学科教授。博士(情報科学・名古屋大学)。静岡県庁入庁。静岡県庁企画部情報政策室、財団法人静岡総合研究機構派遣等を経て、2010年より現職。総務省地域情報化アドバイザー、公共コミュニケーション学会会長理事、日本広報学会常任理事、社会情報学会理事、日本広報協会広報アドバイザーなどを務める。静岡県富士市、栃木県那須塩原市、長崎県五島市、東京都八王子市など多数の自治体のシティプロモーションに関わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
yoshichiha
1
関係人口という概念は近年注目されているが、定量化されたKPIとしては管理が難しい。 本書では、mGAPという手法により、定住人口の意欲と関係人口の意欲を定量化して評価することを提案している。 また、地方の訴求として、単純に「自然が多い」みたいなことを言っても全然差別化にはならない。その地域に住んでいることは、どのようなことなのかというのを解像度高く表して訴求することが大事。当たり前だけどその通りだな、と思った。2025/03/09
れどれ
0
実に面白かった。定住人口を確保したいがために行政が福祉サービスを充実させるほど移住してきた面々はお客様意識が高まってしまい地域活動の参加者となりにくい…など、とりあえずのうわべで成立しているお題目の問題点を指摘して、そういった課題をどう乗り越えるかを「シティプロモーション2.0」と銘打ちかなり明確なビジョンを示している。しかしところどころくだけた文法になったり、漫画パートが挟まれるのはかえって調子が乱れて読みにくい。堅苦しさが緩和されるどころか強調されかねない構成になってる。内容は面白いのにもったいない。2021/05/05
-
- 電子書籍
- モンスターズ・インクのなかまたち100
-
- 和書
- 統計学概説