出版社内容情報
国税徴収法・地方税法・国民健康保険法・介護保険法・破産法等の徴収関係法令について、徴収事務に必要な部分のみを1冊に凝縮して解説することにより、自治体の徴収事務担当者が業務マニュアルとして手元に置いて活用できる一冊。
・徴収事務に必要な法知識を新人職員がひとりで効率的に学ぶことができるよう、徴収実務に沿って解説。
・税だけでなく国保料や介護保険料についても1冊にまとめて解説し、債権徴収一元化に対応。
・「納期内納付を徹底せよ」「『もう待てません』とハッキリ言おう」等、徴収時の具体的行動までマニュアル化して紹介。
・本書は、国税徴収法が定める徴収の流れ、地方税法の総則・市民税・固定資産税・軽自動車税のほか、国保や介護保険等の制度の概要から徴収のポイントまで、自治体徴収職員が知りたい内容を、無駄なく漏れなく1冊に凝縮する。
内容説明
重要条文が一目でわかる!徴収部門へ異動した方もこれで安心!ほうれんそう(報告・連絡・相談)を守らせよ!『やさしい徴税吏員』になりたいあなたへ、税も国保も1冊にまとめて解説。
目次
はじめて税の仕事をする皆さんへ―租税の基礎知識
なぜ徴収事務が必要なの?―徴収を始める前に知っておきたいこと
日常の徴収事務の流れを覗いてみよう―徴収事務の一連の流れ
すべてに共通する注意点―書類の送達、期間の計算
差押えって具体的に何をするの?―差押各論
早期着手がポイント!―交付要求と参加差押え
差し押さえた財産を公売しよう―公売の手続
滞納者が亡くなったときはどうすればいいの?―納税義務の拡張
本当に財産がないときはどうするの?―滞納処分の執行停止
ちょっと難しい納税緩和措置の話―猶予制度、延滞金の減免
国保料や介護保険料も税と同じく徴収できます―公課の滞納整理
制度も理解しておこう!国民健康保険―国民健康保険の概要
先に差し押さえられている財産はどうするの?―納期限、公租公課と他債権の競合
破産した場合は回収できないの?―破産法と破産者の再起
相談に乗るために役所はあるんです―生活再建型滞納整理に向けて
徴収業務は終わらない―納期内納付を徹底するために
著者等紹介
〓橋陽平[タカハシヨウヘイ]
北海道大学卒。平成27年7月より室蘭市企画財政部債権管理課にて税や保険料の徴収を行った。平成30年4月より徴収業務を離れる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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