出版社内容情報
自治体の債権管理上で判断に迷う50の事例を読み切り形式で取り上げ、問題の所在を明らかにし、参考にすべき根拠を示すことで、問題解決の糸口がつかめる実務書。
本書は、債権管理担当者が悩みがちな50の事例を取り上げ、法令、学説、判例などに照らして実務における適切な判断を解説した実務書。現場担当者の悩みどころを知りぬいた著者ならではの厳選50項目。
内容説明
債権管理・回収担当者が共通して抱える問題を解く糸口がこの本に!
目次
債権管理に関する裁判例の傾向―債権の性質と法律の適用関係
公の施設の使用料―公の施設の使用料と法律の適用関係
手数料の性質―手数料の性質と時効の適用
延長保育料、学童育成料、病児保育料―時効の適用は自治法か、民法か
督促の効力と要件―督促による時効中断と督促の要件、手続
督促手数料の徴収の可否―水道料金、公営住宅使用料における督促手数料の扱い
延滞金と遅延損害金―延滞金と遅延損害金の違い
催告による時効中断―催告により時効延長を図るには
国税徴収法、地方税の例―国税徴収法、地方税の例による税手続の準用範囲
分担金の考え方―分担金の性質と位置付け〔ほか〕
著者等紹介
青田悟朗[アオタゴロウ]
立命館大学法学部卒業。1982年芦屋市に入庁。固定資産税係、諸税、病院総務課、収税係、行政担当(法規担当)、行政経営担当課長、総務部参事(行政経営担当部長)、上下水道部長を経て、現在、会計管理者を務める
前川拓郎[マエカワタクロウ]
北海道大学法学部卒業。2003年11月司法試験合格。2005年10月大阪弁護士会弁護士登録。あさひパートナーズ法律事務所パートナー弁護士、行政問題委員会、憲法問題特別委員会、刑事弁護委員会所属。多数の自治体の債権管理に関与(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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- 和書
- 近世後期江戸小説論攷