中公文庫<br> 日本文学史―近代・現代篇〈1〉

個数:
電子版価格
¥984
  • 電子版あり

中公文庫
日本文学史―近代・現代篇〈1〉

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2025年05月11日 15時36分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 375p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784122055162
  • NDC分類 910.26
  • Cコード C1191

内容説明

日本文学への深い愛情をこめて単独執筆した魅力あふれる通史。文明開化、近代文学の幕開け。政治小説から幻想奇譚まで。

目次

序 近代・現代の日本文学
1 文明開化
2 明治の漢詩文
3 翻訳の時代
4 明治政治小説
5 坪内逍遙と二葉亭四迷
6 硯友社
7 北村透谷とロマン派
8 幸田露伴
9 樋口一葉
10 泉鏡花

著者等紹介

キーン,ドナルド[キーン,ドナルド][Keene,Donald]
1922年ニューヨーク生まれ。コロンビア大学、同大学院、ケンブリッジ大学を経て、53年に京都大学大学院に留学。現在、コロンビア大学名誉教授、アメリカ・アカデミー会員、日本学士院客員。文化功労者。勲二等旭日重光章受章。菊池寛賞、読売文学賞、毎日出版文化賞など、受賞多数。2008年文化勲章受章

徳岡孝夫[トクオカタカオ]
1930年(昭和5)、大阪に生まれる。京都大学文学部英文科卒業。米シラキュース大学大学院留学。毎日新聞記者。『五衰の人―三島由紀夫私記』(文藝春秋)で第10回新潮学芸賞受賞。その翻訳活動により第34回菊池寛賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

佐島楓

17
文明開化からの日本の文学的混乱っぷりが客観的に書かれている。これまでタイムスリップできるなら大正時代! と思っていたのだが、明治時代もやはり面白い。幸田露伴、樋口一葉、泉鏡花に詳しくなりたいかたは是非。2012/04/05

ともすけ

12
近代文学の流れが非常にわかりやすくまとめてある良書。特に北村透谷とロマン派の与えた影響というのには興味を持たされた。ロマン派の影響というのは文学においては弱いのかもしれないが日本人の心性としてはまだ息づいているのではないだろうか。その他坪内、二葉亭についても詳しく書かれている。が、樋口一葉についてはキーン氏はそれほどの思い入れはなかったのだろうか少々物足りなさを感じた。他に取り上げられている作家は、尾崎紅葉、幸田露伴、泉鏡花など。もちろん文明開化からの翻訳、政治小説についても詳しく書かれている。2016/04/18

蛇の婿

5
明治、文明開化、近代小説への道…すごくわかりやすく、とても面白かったです!この時代は、小説という存在そのものの試行錯誤の時代だったのかもしれません。この本を読むと実にムラムラとこの時代の作家さんの書いたものが読みたくなります。そうかぁ…こういう時代背景が…漠然とでも知識では知っていたはずなのにいまいちピンと来ていなかった私は、この本を読んで恥じ入るばかりです。…しかもこれを書かれた方が日本人ではない、というのもすごいです…ドナルド・キーンさん。惚れてしまいそう。2011/11/30

みんさね 

4
たしか読んだ事あったのですが、復習のつもりで。面白い。わかりやすい。一葉さんの所は感動的。最近こういった学術本(世界史 売れてますね)が文庫になっていいのですが、本代が・・・。全巻揃えたいし、近世編も欲しい。本代が・・・。2012/04/05

tieckP(ティークP)

3
執筆当時は外国人のキーン氏による日本文学史であるが、その立ち位置はむしろ彼に、日本文学全体についての細部に拘泥しない目線を許していて、非常にオーソドックスなものとして書かれている。とりわけ政治小説についての部分が優れていて、たんに面白い小説を並べて説明するのと違う、文学史ならではの章であり、歴史家としてのキーン氏の実力を証明している。それでいて個々の作家・小説については個人的な評価の高低もはっきり述べられており、主観的評価と客観的評価をきちんと区別しているので、面白さと信頼性を両立できている。2018/09/01

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/3389991
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品