治療的司法の実践―更生を見据えた刑事弁護のために

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治療的司法の実践―更生を見据えた刑事弁護のために

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  • サイズ A5判/ページ数 480p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784474058743
  • NDC分類 326.54
  • Cコード C3032

出版社内容情報

弁護士実務の観点から、依存症や障害を抱えた依頼者の刑事弁護について、事例をベースに具体的な解説を行う。弁護士実務の観点から、依存症や障害を抱えた依頼者の刑事弁護について、事例をベースに具体的な解説を行う。また、法曹だけでなく、福祉・心理を専門とする研究者等の解説により、刑事弁護に携わる弁護士が習得すべきノウハウや知識を幅広く押さえられる。

○依存症や障害を抱えた刑事事件の被疑者・被告人の弁護において近年注目されている「治療的司法」というアプローチについて、実践と理論の両面から解説を行う。

○特に、本書の中心となるPractice(事例編)では、刑事事件の経験が浅い弁護士にとってもイメージを掴みやすいよう、事例をベースに弁護活動におけるポイントを示しており、依存症や障害を抱えた依頼者の更生を見据えた適切な弁護活動を行うための要点を押さえられる内容となっている。

Invitation to Therapeutic Justice
監修・執筆者一覧
凡例
Introduction 鼎談・治療的司法は社会の窓と鏡(中村正/菅原直美/山田恵太)

●Practice(事例編)

薬物事件
 序論(菅原直美)
 ケース1  覚せい剤依存症?(菅原直美)
 ケース2  覚せい剤依存症?(西谷裕子)
 ケース3  覚せい剤依存症?(西谷裕子)
Column 「更生」のさらにその先への第一歩のために(中村正)
窃盗事件
 序論(林大悟/中田雅久)
 ケース4  クレプトマニア・摂食障害?(林大悟)
 ケース5  クレプトマニア・摂食障害?(林大悟)
 ケース6  クレプトマニア・摂食障害?(林大悟)
 ケース7  クレプトマニア・摂食障害?(林大悟)
 ケース8  クレプトマニア・摂食障害?(林大悟)
 ケース9  クレプトマニア・摂食障害?(林大悟)
 ケース10 認知症?(林大悟)
 ケース11 認知症?(林大悟)
 ケース12 非けいれん性てんかん重積(NCSE)(林大悟)
 ケース13 貧困を原因とした窃盗等の弁護?(中田雅久)
 ケース14 貧困を原因とした窃盗等の弁護?(中田雅久)
Column 弁護士アンケート?接見時のひと工夫
暴行・傷害事件
 序論(山田恵太)
 ケース15 知的障害のケース(山田恵太)
 ケース16 アルコール依存とDVが背景にある暴行事件(菅原直美)
Column 加害者家族と人権(阿部恭子)
放火事件
 序論(山田恵太)
 ケース17 統合失調症のケース(山田恵太)
性犯罪
 序論(中田雅久)
 ケース18 医療とも連携した再犯防止を取り入れた弁護事例?(中田雅久)
 ケース19 医療とも連携した再犯防止を取り入れた弁護事例?(中田雅久)
ストーカー事件
 序論(福島昭宏)
 ケース20 成年男性ストーカーについて(福島昭宏)
Column ストーカーの足抜け支援(小早川明子)
少年事件
 序論(馬場望)
 ケース21 触法少年(馬場望)
 ケース22 犯罪少年(馬場望)
Column 付添人の役割について(戸田洋平)

●Theory(理論編)

治療的司法と再犯防止(指宿信)
司法臨床と治療的司法への展開(廣井亮一)
治療的司法と社会臨床(中村正)
治療的法学から日本への示唆(森村たまき)
治療的司法とジェンダー(後藤弘子)
Column 離婚などの民事紛争と治療的司法(菅原直美)
罪に問われた障害者等に対する更生支援(浦?寛泰)
Column 複数資格を持つ弁護士としての活動(平林剛)
ドラッグ・コートと治療的司法の展開と課題(丸山泰弘)
Conclusion 対談・治療的司法の過去と未来―臨床をめぐる社会学と法学の対話(中村正/指宿信)

Closing

指宿 信[イブスキマコト]
監修

治療的司法研究会[チリョウテキシホウケンキュウカイ]
著・文・その他

内容説明

治療的司法とは、何か。情状弁護のその先へ―日本の刑事司法の転換を見据えた、新たな刑事弁護の指南書。刑事司法において近年注目される“治療的司法”のアプローチについて、実践・理論の両面から解説!その他、弁護士やNPO代表らによる充実のコラムも掲載。

目次

Practice(事例編)(薬物事件;窃盗事件;暴行・傷害事件;放火事件;性犯罪 ほか)
Theory(理論編)(治療的司法と再犯防止―我が国の再犯防止施策の展開と今後の課題;司法臨床と治療的司法への展開―刑事司法における「人」の復権を目指して;治療的司法と社会臨床―ケアとジャスティスの統合をとおして;治療的法学から日本への示唆―デイヴィッド・ウェクスラー教授の講演;治療的司法とジェンダー―女性犯罪者にとって福音となるのか ほか)