出版社内容情報
田中角栄の人となりを聞き出し、正確な時代検証を行いながら纏め上げた「角栄本」の決定版。
総理大臣を務めた田中角栄の最後の秘書である朝賀昭に、福永文夫・服部龍二をはじめ4名の政治学者が田中角栄の人となりを聞き出し、正確な時代検証を行いながら纏め上げた「角栄本」の決定版。角栄が自民党の政調会長であった頃から亡くなるまでお庭番として仕えた朝賀にしか分からない逸話が満載。
・お庭番として常に角栄の近くにいた朝賀昭にしか分からない人間・角栄の真の姿
・エネルギッシュなイメージとは程遠く、常に国民を愛し優しく人に寄り添った思いやりの人
・4名の政治学者が朝賀の語りを検証し、正確な史実としても1級の図書とした
第一話 二十七歳の「若き血は叫ぶ」
第二話 「中原に駒を進める」
第三話 「今太閤」の栄光と転落
第四話 「一国の総理に起こるはずがない」
第五話 「闇将軍」と呼ばれて
第六話 草の庵を結ぶ
内容説明
不世出の政治家が駆け抜けた誠と涙の半生記!最後の秘書が語る歴史の真実がいま明らかに!4人の研究者が顕かにする今太閤角栄の軌跡!
目次
第1話 二十七歳の「若き血は叫ぶ」―田中角栄の原点(田中角栄との出会い;若き日の田中角栄;田中角栄の素顔 ほか)
第2話 「中原に駒を進める」―総理大臣にのぼりつめるまで(政策家としての顔;権力への道;角福戦争)
第3話 「今太閤」の栄光と転落(「田中ブーム」;日本列島改造論;日中国交正常化 ほか)
第4話 「一国の総理に起こるはずがない」―ロッキード事件
第5話 「闇将軍」と呼ばれて(福田・大平の密約;キングメーカー;予期せぬ幕引き)
第6話 草の庵を結ぶ