実写1955年体制

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 376p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784474029026
  • NDC分類 312.1
  • Cコード C1031

内容説明

「戦後」が最も輝いていた時代とは。政治記者が明かすエピソードの数々。「1955年体制」崩壊から20年。混迷する現代へのメッセージ。

目次

「総理番」という職業から見た権力者
野党は何をしていたのか
「昔陸軍、今総評」の輝きと落日
高柳賢三チームがつくった「憲法調査会史観」
「政治を科学する」に挑戦して
最大の戦後処理だった日韓基本条約と日中国交正常化
派閥が支えた「三角大福中」の世界
田中角栄首相の「五つの大切、十の反省」はこうしてできた
幻に終わった『日本列島改造論』の改定版『新しい日本への道』
現職首相大平正芳の死と衆参同日選挙

「日米同盟」への道と安保の変質
江田三郎離党で始まった「野党の乱」
官僚無謬神話の崩壊と「行政道」
バブルで狂った日本人の金銭感覚
小選挙区制導入で幕を閉じた五五年体制
一九五五年体制が残した教訓

著者等紹介

宇治敏彦[ウジトシヒコ]
現在、中日新聞社(中日新聞、東京新聞)相談役・特任論説委員。1937年大阪生まれ。早稲田大学卒。中日新聞東京本社政治部次長、経済部長、編集局次長、論説主幹などを経て取締役、常務、専務取締役(東京新聞代表)を歴任。ほかに現在、日本新聞協会国際委員長、国際新聞編集者協会(IPI)日本代表理事、日本政治総合研究所常任理事、公益法人フォーリンプレスセンター評議員などを務める。1961年政治記者になって以来、半世紀以上、日本政治を取材(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。