目次
第1章 CAATTの歴史
第2章 監査テクノロジー
第3章 CAATTのメリットと機会
第4章 より幅広い範囲の監査のためのCAATT
第5章 データ・アクセスとテスト
第6章 CAATTの開発と利用
第7章 監査としての課題
付録
追補 日本の監査実務とCAAT
著者等紹介
安部靖雄[アベヤスオ]
公認会計士、公認情報システム監査人、システム監査技術者。監査法人トーマツエンタープライズリスクサービスシニアマネジャー。京都大学経済学部経営学科卒。監査法人トーマツに入所後、製造業を中心とした上場会社の財務諸表監査業務や上場準備会社の公開支援業務に数年間携わったのち、財務諸表監査の一環として行われるIT統制評価業務の中心メンバーとして活躍。近年は、通常の財務諸表監査業務に加えて、米国企業改革法404条に基づく内部統制監査業務、金融商品取引法に基づく内部統制報告制度対応のための内部統制構築支援業務を多数担当している。また、日本公認会計士協会のIT委員会委員として、内部統制報告制度対応の検討に参画しているほか、ISACA(情報システムコントロール協会)大阪支部の会長として、IT統制の分野で積極的に活動している
伊藤哲也[イトウテツヤ]
公認会計士、公認情報システム監査人。監査法人トーマツエンタープライズリスクサービスパートナー。中央大学大学院商学研究科博士前期課程修了商学修士。監査法人トーマツに入所後、大手銀行・証券をはじめとした多くの業種での財務諸表監査業務やシステム監査、データ監査(CAAT)業務に従事。1997年より1年半Deloitte&Toucheニューヨーク事務所にて勤務。近年は、通常の財務諸表監査業務に加えて、米国企業改革法404条に基づく内部統制監査業務、金融商品取引法に基づく内部統制報告制度対応のための助言、指導業務を多数担当している。また、企業会計審議会内部統制部会作業部会の委員として実施基準の作成にかかわるとともに、日本公認会計士協会の内部統制検討専門委員会及びIT委員会委員として内部統制報告制度対応の検討に参画している
中原國尋[ナカハラクニヒロ]
公認会計士、公認システム監査人、システム監査技術者、公認内部監査人、株式会社レキシコム代表取締役。中央大学大学院商学研究科博士前期課程修了。商学修士。監査法人トーマツに入所後、商社・製造業・金融機関をはじめとした多くの業種での財務諸表監査業務やシステム監査、データ監査(CAAT)業務に従事。米国企業改革法404条に基づく内部統制の助言、指導業務に携わったのち、株式会社レキシコムを設立、代表取締役に就任。現在は、金融商品取引法に基づく内部統制報告制度対応支援コンサルティング業務を実施している。また、日本公認会計士協会のIT委員会監査IT対応専門委員として内部統制報告制度対応の検討に参画しているほか、IT教育専門委員として公認会計士に向けたITに関する教育活動に従事している。その他、日本公認会計士協会東京会コンピュータ委員会副委員長を務め、講演を多数行うなど、IT統制を中心とした内部統制に関する活動を積極的に展開している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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