ニュー日本文学史

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ニュー日本文学史

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  • サイズ 46判/ページ数 240p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784473047069
  • NDC分類 910.2
  • Cコード C0095

出版社内容情報

〈あの古典、実はとんでもなく新しかった!〉
〈教科書ではわからなかった日本文学の「アップデート」史〉
学校の授業で習うあの作品が、なぜ「名作」と呼ばれているかわからない。そんな人に向け、人気書評家がその「面白がり方」をわかりやすく伝えます。開拓精神旺盛な先人たちの革新的なチャレンジがあったからこそ、名作は今なお名作と呼ばれる、文学史上価値の高いものになりました。『土佐日記』『方丈記』『おくのほそ道』『吾輩は猫である』などのメジャー作から、『有明の別れ』『紫文要領』など知る人ぞ知る作品まで。革新的名作=古典をいま学びなおすことの意義を教えてくれる一冊です。月刊なごみ2024~25年連載の書籍化。


【目次】

内容説明

時代になじめなかったひとりの人間から、新しい言葉が生まれ、歴史が変わった。名作が「名作」になった理由を問いなおす!

目次

『土佐日記』
『紫式部日記』
『和泉式部日記』
『有明の別れ』
『堤中納言物語』
『浜松中納言物語』
『平家物語』
『方丈記』
『徒然草』
『新古今和歌集』
『おくのほそ道』
「春の海ひねもすのたりのたりかな」ほか
『おらが春』
『好色一代男』
『曾根崎心中』
『根南志具佐』
『南総里見八犬伝』
『政談』
『手枕』
『学問のすすめ』
『舞姫』
『吾輩は猫である』
日本文学主要作品年表

著者等紹介

三宅香帆[ミヤケカホ]
文芸評論家。京都市立芸術大学非常勤講師。1994年高知県生まれ。京都大学人間・環境学研究科博士後期課程中退(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

trazom

93
著者が教養や読書を語ると、その浅薄な思索に辟易するが、好きな文学を紹介する時の生き生きとした口調には魅力がある。「土佐日記」から「吾輩は猫である」まで代表的な22編が登場。「有明の別れ」「堤中納言日記」など著者らしい粋なチョイスも。古典文学を短い文章で辿る本として、田辺聖子さんの「文車日記」を連想するが、田辺さんが、作品の中身を味わい深く語るのに対し、三宅さんは、作者や作品の位置づけを、断定的なレッテル貼りで単純化する。文学はもう少し余韻があるものだと思うのだが、現代は、このやり方がウケるのかもしれない。2026/06/10

佐治駿河

41
図書館本。どこかの書籍紹介サイトもしくは紹介動画で、面白いと取り上げられていた本がたまたま図書館にあり、読了しました。私は古典が苦手でしたが、この本の中で紹介されている切り口で古典作品を見るとかなり興味深く、引き込まれました。特に歴史上、それまで定石されていた手法や着眼を変えることで新たな文学として成立してきた作品として紹介の仕方に恐れ入りました。方丈記など学生時代以来の再読をしてみようかなと思わせてくれました。2026/06/07

けやき

23
三宅香帆さんによる古典文学のガイド。読んでみたい本もあり勉強になった。2026/05/29

すーぱーじゅげむ

11
土佐日記~吾輩は猫である、日本文学1000年の紹介。源氏物語より紫式部日記を、と、面白いけど光の当たっていない部分を紹介してくれる嬉しい本でした。世間にいると疲れるけど一人でいると頭がおかしい人みたいだ、と、自分の悩みが方丈記のころからあるのにほっとします。ネットで世の中悪くなったと思っていたけれど、鎌倉時代からある悩みでした。内容はかみくだきすぎてる気もするので、気になるものは自分で読んで確認してみたほうがいいな……と思いました。本居宣長による源氏物語二次創作が気になります。2026/06/07

アカツキ

10
日本文学史において革新をもたらす重要な作品は常に批判にさらされてきた。それでも抑圧に負けず誕生した傑作を紹介したブックガイド。透明人間になれる男装姫の物語「有明の別れ」が面白そうで気になった。「とりかへばや物語」が好きならこちらも手を出しそうなものだけど、あまり聞かないのは何でだろう。現代語訳で読みたい。「徒然草」はくだらない話満載だからこそ好き。大根の助太刀の話、かなり好き。ラジオDJしている吉田兼好のイラストがピッタリ合っていて、これまた好き。2026/04/19

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