出版社内容情報
〈3ステップで漢字のくずし字が身につく、楽しい書き込み式〉
〈大河ドラマ「べらぼう」で注目の江戸時代の版本などを題材に〉
床の間の掛軸や、古文書などに書かれた「漢字のくずし字」を読めるようになりたい、と願う方は多いでしょう。仮名のくずし字が読めるようになった方にとって関門となるのも、「漢字」のくずし字です。仮名と異なり漢字は膨大な数があるため、その読解にはコツがいります。本書はそれをふまえた上で、3つのステップを経ながら、やさしく、確実に漢字のくずし字解読に親しむための書き込み式書籍です。ステップ1では部首に着目しながら、掛軸や古文書によく出る漢字のくずし字の形を覚え、ステップ2の例題で反復して定着、ステップ3では時代も書き手もさまざまな実践問題に挑み、応用力を養います。題材は一行物、名物記、蔵帳や、大河ドラマ「べらぼう」で注目される江戸時代の絵入り版本など多彩なラインナップ。併せて、理解を助ける「漢文」の基礎知識も収録します。なお、本書は2022年刊行の『3ステップで読める 仮名のくずし字』の続編です。
【目次】