今日も私は、ひとつの菓子を

個数:
電子版価格
¥1,980
  • 電子版あり

今日も私は、ひとつの菓子を

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2025年08月24日 14時34分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 308p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784473046703
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

〈「いったいあんたはんは誰のために、なんのために菓子をこしらえたはるんや」〉
〈第四回京都文学賞「一般部門優秀賞」「読者選考委員賞」ダブル受賞作品(原題『一菓』)。〉
大学を卒業し、とくに夢や目標があるわけではなく毎日を過ごしていた主人公の雄司。ところが偶然に入った和菓子屋「洛中甘匠庵」で目にした「求む、菓子職人」の貼紙をきっかけに、京都島原の有名和菓子店で修業を始める。一年後に後継者を決めるという。腕は一流だが昔気質で頑固な大将との衝突、他の職人との争い、地域の人々や店の仲間たちとの交流を通し、職人として成長していくが、やがて大将の体調にも変化が……。菓子職人としての覚悟、伝統を受け渡す者と受け取る者の想いを描き出す。
第四回京都文学賞「一般部門優秀賞」「読者選考委員賞」ダブル受賞作品。

内容説明

主人公の雄司は、自分の好きなことを仕事にしたいと、恋人である久美子との別れをきっかけに京都島原の有名和菓子店で修業を始めた。腕は一流だが昔気質で頑固な大将との衝突、後継者争い、地域の人々や店の仲間たちとの交流を通して職人として大きく成長していく。第4回京都文学賞 一般部門優秀賞 読者選考委員賞 同時受賞作品。

著者等紹介

〓田充[タカダミツル]
1971年、大阪府八尾市生まれ。滋賀県栗東市在住。立命館大学経済学部卒業。現在、京都市内の特別養護老人ホームに勤務。チームエンパワーメント(滋賀県彦根市)に所属。2021年、小説「介護ライオン」を自費出版。第四回京都文学賞(2022・2023年度)一般部門優秀賞・読者選考委員賞同時受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件
評価

akky本棚

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

シナモン

97
和菓子職人を目指す青年の物語。舞台は京都。 「人生一度きり。大好きなものに自分を没頭させてみたいんです」打ち込めるものが見つかった若者のひたむきさが清々しい。金魚鉢、栗鹿の子、四季おりおりの京都の風情も感じられて良かった。 2025/08/13

kayo

21
ジャケ読み。私いい勘してました。面白かったです。和菓子スポ根とでも言いましょうか。京都の街や和菓子に詳しく、もしくは和菓子作りに心得がある方には更に面白い作品と思われます。車のディーラーから和菓子職人への転身する主人公の宮本。まともに修行も許されない下地の無さから振り幅で翻しての成長。ヒール役の人物もいますが、それがまた良い感じに効果的に物語に味を出し、その実悪人ではない塩梅が利いています。店の大将の加齢に伴うピンチをチームワーク良く支える姿に涙しました。人を思って作る菓子の美味しさを文で味わいました。2025/07/06

そうたそ

12
★★★★☆ 京都島原の老舗の和菓子店で修行を始めた青年の覚悟と成長を描くストーリー。京都文学賞の一般部門優秀賞と読者選考委員賞のダブル受賞作とのことだが、和菓子の世界と京都という舞台の相性が抜群で、京の町の雰囲気が作品世界に彩りを添えていたように思う。和菓子の制作過程もしっかりと描かれており、総じて著者の筆力が感じられる内容だった。昔気質な大将をはじめ、主人公を囲む面々も個性豊かで温かく、ほっこりとさせられる読後感。読むと和菓子が食べたくなるのはもちろん、食べる前に鑑賞したくもなるはず。2025/08/14

すずらん**

3
京大卒の若者が自動車ディーラーを辞めて和菓子職人になっていくストーリー。誰のために何のために作るのかあらゆる仕事の根本を、追求されていくようだった。大将と師匠と弟子から家族のような関係になっていく最後は涙涙だった。季節の和菓子食べたくなる一品。2025/07/20

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/22651044
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品