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人間国宝という生き方―工芸の匠30人

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  • サイズ A5判/ページ数 360p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784473045676
  • NDC分類 750.21
  • Cコード C0072

出版社内容情報

〈創作とは、生きることそのものだ。〉
〈手仕事を真摯に極め続ける匠たち、その生きざまを伝える。〉

日本橋三越本店の会員誌「お帳場通信」にて2014年から8年間にわたり連載された「人間国宝探訪」を一冊にまとめた書。
延べ30名の人間国宝(重要無形文化財保持者)の工芸作家たちを訪ね、聞き書きインタビュー記事と作品・製作工程の写真で構成し、最高峰の技術とものづくりに対する真摯な思いを持つ人間国宝一人ひとりの物語を丁寧に紹介します。内訳:工芸技術作家30名(染織6名、陶芸10名、漆芸4名、木竹工5名、金工4名、人形1名)。

内容説明

人間国宝とは何か。このとてつもなく大きなナゾを解く。取材と作品で綴る30人の物語。

目次

染織/友禅 きもの文化の未来に向ける、あるべき継承とは?森口邦彦
陶芸/瀬戸黒 炎と水が創成する純黒。加藤孝造
陶芸/備前焼 土が生き物のようにもんどり打つ。炎と土の芸術に革新の未来を拓く。伊勢〓淳
陶芸/鉄釉陶器 環境に恵まれ、人に恵まれた素晴らしき陶工人生、いまだ発展途上。原清
陶芸/白磁 平成の伝統を創造する白磁の求道者。井上萬二
陶芸/志野 日本人ならではの感性と美意識の凝集。鈴木藏
陶芸/小石原焼 粘土と釉薬の相性を突き詰め、小石原焼の新たな伝統を創る。福島善三
陶芸/釉裏金彩 金箔で生命の喜びを描き出す。吉田美統
陶芸/無名異焼 緻密な計算と偶然性が織りなすオリジナリティあふれる作品群。伊藤赤水
陶芸/白磁 光と影が描き出す「白」という無限の色彩。前田昭博
陶芸/色絵磁器 白と白の繊細な重なりが、人智を超えた魅力を生む。今泉今右衛門
木竹工/竹工芸 竹に誘われ、竹に寄り添い、独自の美を築く。藤沼昇
木竹工/木工芸 東洋文化の知を注ぎ込み、木で構築する美の小宇宙。須田賢司
木竹工/竹工芸 農業の傍ら竹を編む。創作とは生きることだ。勝城蒼鳳
木竹工/木工芸 何百年も生きてきた木の板に、拭き漆が新しい命を吹き込む。村山明
木竹工/木工芸 木とともに生き、人のために生かすことこそ使命。川北良造
金工/鍛金 金属と語り合い、響き合って、巧緻なフォルムを打ち出す。大角幸枝
金工/鍛金 人の手と偶然性が織りなす斑紋で、深淵なる宇宙を描き出す。玉川宣夫
金工/彫金 鏨と金鎚が生む伝統彫金の極致。桂盛仁
金工/鍛金 鍛え上げた技術の粋を駆使し、金属で繊細な自然を打ち出す。奥山峰石〔ほか〕

著者等紹介

渡辺紀子[ワタナベミチコ]
愛媛県生まれ。ライター&編集者。出版社勤務を経て、フリーランスに。食、ひとを中心に取材・執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

chuji

2
久喜市立中央図書館の本。2023年9月初版。初出、日本橋屋三越本店会報誌に掲載された連載「人間国宝探訪」2014年~22年。加筆・修正。正に日本の宝です。2023/09/24

りょょょょょ

0
30人の人間国宝の人生や作品に込める想いなどが書かれていておもしろかった。2025/03/23

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