出版社内容情報
〈歌舞伎舞踊曲の見どころ、聴きどころがわかる〉〈歌舞伎鑑賞、日本舞踊鑑賞の手引きとして最適〉
歌舞伎・日本舞踊鑑賞の手引きとなる事典。歌舞伎舞踊は美学、歴史、約束事などを理解したうえで観るとあらたな視点がひろがり、鑑賞の楽しみが倍増することでしょう。さらに義太夫・長唄・常磐津・清元等の伴奏音楽に関心を持つことにより、総合芸術としての歌舞伎舞踊の魅力を知ることができます。
本書ではそれらの視点を編集の基本方針に置き、曲目の概要、聴きどころを簡潔に一曲を見開きでまとめ、代表曲を紹介します。
監修は技芸・人気とも高い十代目松本幸四郎丈。日本舞踊界にとっても待望の書ともなり、さらに邦楽を小中学校のカリキュラムに取り込むことが必須となる向後の教育現場で参考図書として役立つこと間違いなし。
内容説明
知れば知るほど“沼る”厳選舞踊名曲集!
目次
浅妻船
雨の五郎
操り三番叟
茨木
うかれ坊主
靭猿
梅川
江島生島
越後獅子
近江のお兼
大森彦七
鴛鴦
お染
落人
お夏狂乱
鬼次拍子舞
お祭り
お三輪
女車引
女伊達〔ほか〕
著者等紹介
松本幸四郎[マツモトコウシロウ]
歌舞伎俳優、日本舞踊松本流三代目家元。1973年、二代目松本白鸚の長男として東京都に誕生。1979年、『侠客春雨傘』(2月/歌舞伎座)で三代目松本金太郎の名で初舞台。1981年、『仮名手本忠臣蔵』(12月/歌舞伎座)で七代目市川染五郎を襲名。2018年、高麗屋三代襲名披露公演『壽初春大歌舞伎』(歌舞伎座)で十代目松本幸四郎襲名。歌舞伎のさまざまな役柄をこなし、映画やTVドラマでの活躍も著しく、舞踊の評価も高い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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