時代劇が前衛だった―牧野省三、衣笠貞之助、伊藤大輔、伊丹万作、山中貞雄

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時代劇が前衛だった―牧野省三、衣笠貞之助、伊藤大輔、伊丹万作、山中貞雄

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  • サイズ A5判/ページ数 208p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784473045232
  • NDC分類 778.21
  • Cコード C0074

出版社内容情報

〈日本映画の初期の名監督5人。彼らの作品はどうして今見ても新鮮なのか。映画記者が画面を見つめ、魅力に迫る〉
〈「古典」「名作」と言われている日本映画初期の作品は、じつはこんなに前衛的で新しく、面白い!〉
日本映画の黎明期、若者たちが京都に集まり、実験的な技法とみずみずしい感覚で映画を作った。時代劇は創意あふれる前衛的な芸術だった。本書は、日本映画初期の名監督である牧野省三、衣笠貞之助、伊藤大輔、伊丹万作、山中貞雄の作品の今見ても古びていない新鮮な魅力を、新発見のフィルムや資料、関係者への取材、多彩な芸術家との交流の記録などから生き生きと描きだす。新たな技術、テーマへ果敢に挑んだ5人の作品が時代を超えて輝く理由を発見する。貴重図版多数。

内容説明

映画記者が再発見する作品の新しさ、面白さ。

目次

第1章 日本映画の開拓者 牧野省三(弾む身体、松之助再発見;リアルな殺陣と反逆精神 ほか)
第2章 生き続ける実験精神 衣笠貞之助(映像の奔流、集った若き俊才;野心作携え渡欧、最前衛監督と交流 ほか)
第3章 躍動するパッション伊藤大輔(活劇のリズム、近代劇の深み;発見された映画術の極み ほか)
第4章 モラリストと仲間たち 伊丹万作(「恩友」慕った中村草田男;火をつけた画家・重松鶴之助 ほか)
第5章 戦争の足音、天才の苦悩 山中貞雄(つかの間の平穏、洗練された笑い/1935年;転換点に降りしきる雪/1936年 ほか)

著者等紹介

古賀重樹[コガシゲキ]
1961年福岡市生まれ。85年、日本経済新聞社に入社。文化部、流通経済部、大津支局長、文化部次長、京都支局長などを経て、2010年から編集委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

田中峰和

5
日本映画の黎明期、時代劇が監督に好かれたのか、創意あふれる前衛的な作品が多かった。牧野省三といえば目玉の松ちゃん。歌舞伎の名場面を取り入れた作品は主人公がガマガエルに変身する場面が有名だった。今から見れば子供だましだが、当時としては斬新で多くのファンに愛された。尾上松之助が痛快なアクションヒーローなのに対し、坂東妻三郎の「雄呂血」は正反対のアンチヒーロー。不幸な末路はリアリティを求める観客に受けたのだろうか。伊丹十三の父、万作は画家から映画界へ入った変わり種だが、モラリストとして戦時下の検閲に苦労した。2022/12/08

Hiroki Abe

3
読了、普段、誰かのオススメや帯で本を買ったりしないー特に書店員のポップーのだが俳優の山崎努さんがTwitterで感想を上げていてもはや憧れでもある大俳優の情熱的な感想に思わず読んでみたいと注文しました。何をもって前衛とするのかは非常に難しいところですが技術よりもなによりもやはり人の心内から生まれてくる何かこそが前衛足りうるのだろうと感じました。2022/11/07

Go Extreme

2
日本映画の開拓者 牧野省三:弾む身体、松之助再発見;リアルな殺陣と反逆精神 生き続ける実験精神 衣笠貞之助:映像の奔流、集った若き俊才;野心作携え渡欧、最前衛監督と交流 躍動するパッション伊藤大輔:活劇のリズム、近代劇の深み;発見された映画術の極み モラリストと仲間たち 伊丹万作:「恩友」慕った中村草田男 火をつけた画家・重松鶴之助 戦争の足音、天才の苦悩 山中貞雄:かの間の平穏、洗練された笑い・1935年 転換点に降りしきる雪・1936年2022/11/17

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