出版社内容情報
〈清水寺平成大修理完了を記念して出版〉
〈清水寺住職としての立場から「こころ」について説く〉
清水寺(京都市東山区)の貫主(住職)で、「今年の漢字」(日本漢字能力検定協会主催)で、その年を表す漢字を清水の舞台で揮毫する和尚さんとして知られる著者の法話集。本年秋に開催されます清水寺の平成大修理完了に伴う落慶法要を記念しての出版です。清水寺住職である森師の体験や寺の教義の要である「唯識」の視点を通して、人間としての「こころ」のあり方、持ち方についてアドバイスを頂ける一冊です。
内容説明
清水寺平成大修理完成記念。こころが変われば、身体も人生も変わる。「今年の漢字」でおなじみの清水寺住職が現代人に説く「こころ」の持ち方、働かせ方。
目次
序にかえて こころは染まらない
記念の年に際会して もう一つのお月さま
令和の世となって 六窓一猿
コロナ禍の中で つぎ逢う時は君という字に
厳しい大雪の冬に 霊魂は不滅
桜の季節が巡ってきて 千年余、神も仏も仲良く
大随求菩薩居開帳の年に 空即
師走入りのころに 大いなるものに抱かれて
本堂柱の根継に魂と書いて 施しのこころ
八戸に慰霊法要に出掛けて 命を受け継ぐ
春の「みずの日」のころ 言は心の声なり
ホテルのインタビューを受けて 東山の文化に抱かれ
酉年にちなんで 言霊のちから
暁天講座によせて 鑑真和上のご縁
絵馬の祈りを見るたびに 見えないいのち
著者等紹介
森清範[モリセイハン]
清水寺貫主。昭和15年(1940)、京都市清水生まれ。同30年、十五歳で清水寺貫主の大西良慶和上のもとに得度、入寺。同38年、花園大学卒業後、清水寺塔頭の真福寺・泰産寺各住職などを歴任。同63年、清水寺貫主・北法相宗管長に就任。全国清水寺ネットワーク会議代表、文人連盟会長、希望郷いわて文化大使(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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