内容説明
古地図をひもとき、小さな痕跡を丹念に拾う。ただの交差点の、積み重なった歴史の長さが見えてくる。
目次
第1章 九叉路
第2章 八叉路
第3章 七叉路
第4章 六叉路
第5章 五叉路
第6章 四叉路
第7章 三叉路
著者等紹介
荻窪圭[オギクボケイ]
1963年生。老舗のIT系ライター兼デジカメ評論家にして古道・古地図愛好家。趣味が高じて刊行した『東京古道散歩』をきっかけに「タモリ倶楽部」に古道研究家として出演。新潮講座「東京古道散歩」講師など街歩きのガイドもつとめる。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
雲をみるひと
27
東京の多叉路を紹介した本。多叉路を構成する各道の解説、多叉路となった歴史的背景、多叉路に関連する歴史的建造物などが取り上げられていて内容的に興味深い。しかしながら編集の問題なのかあまり内容が頭に入ってこない気がするのは少し残念。作者の多叉路への愛は感じるのだが…2022/04/06
takao
2
ふむ2022/07/04
Teo
1
読みかけのまま読了にしていないけど「東京Y字路」と言う本をもう6年も前に勝って読みっぱなしにしている。そう言う感じで多叉路と言うテーマは好きだ。タイトルを見ただけで買ってしまった。八叉路から始まって順次減っていくが四叉路はある意味では単なる十字路ではないかとも思われるが、歴史を踏まえるとそうでもなかったりする。そう、この本はそう言う歴史を踏まえて多叉路になったのを取り上げている。2021/09/28
カンパネルラ
1
乗り物。交通が好きな私にとって、自然と手がでた本でした。この本は、東京都内の道路が5つ以上交わっている交差点を歴史的背景を丁寧に検証しながら、古地図や時代背景も踏まえて紹介しています。ただ、歴史がそんなに好きではない私にとっては、もう少し道路や交通事情、バスが曲がるのに苦労しそうみたいなネタを期待していた分、少々残念ではありますが、唯一無二の本だと思います。是非、著者にはもっと交通にフューチャーした続巻を楽しみにしております。2020/07/23
U
0
あまりハマらなかったので近所のとこだけ2022/04/23