出版社内容情報
〈今シリーズは2017年刊行『実用 茶事 亭主のはたらき 客のこころえ』全4巻の続編です〉
〈もっと茶事を楽しみたい!さまざまな茶事を経験してみたい!と思っている方に是非おすすめです〉
今回の実用シリーズは、主客共に応用力が必要となる「茶飯釜の茶事」「夕去りの茶事(炉)」「口切茶事」「飯台の茶事」「跡見の茶事」などのほか、「香の茶」や「雪・月・花の茶」など少人数で茶会を楽しむ提案をします。いずれも働きの部分が多くなりますが、特徴と実用面はしっかりおさえ、その茶事ならではの見せ場はしっかりと解説し、メリハリのある構成になっています。4巻では飯台を使って懐石をもてなす「飯台の茶事」、その日に催された茶事の跡をうかがう「跡見の茶事」を紹介します。「飯台の茶事」では必要な道具をはじめ、この茶事の特徴である懐石の準備と流れを紹介。また「跡見の茶事」は定石がないといわれていますが、ここでは二つの例を紹介、解説します。
目次
飯台の茶事(風炉)(飯台の茶事;飯台の茶事 特徴と流れ;飯台の茶事の構成 ほか)
跡見の茶事(跡見の茶事;跡見の茶事 特徴と流れ;跡見の茶事の構成 ほか)
亭主の基本となる準備 客のこころえ(亭主が茶事を決めるまでの流れ;前日までに準備する道具;亭主の準備 ほか)
著者等紹介
藤井宗悦[フジイソウエツ]
1949年大阪生まれ。裏千家正教授、淡交会大阪東支部前幹事長(参与)、1992年から裏千家直門・志倶会会員。1975年裏千家学園を卒業後、茶道の普及に努める。現在、自宅教室、白露庵にて白露会及び茶の湯倶楽部自遊会を主宰する他、妻宗文と共に淡交社文化事業部、リーガロイヤルホテル茶道教室などにて講師を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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