出版社内容情報
茶席でおなじみのあの言葉、実は漢詩だったんです。漢詩を知れば茶席はもっと楽しくなる。ようこそ漢詩ワンダーランドへ!〈えっ! 「花は紅 柳は緑」って漢詩なの? 茶席でおなじみのあの言葉、原典の漢詩から味わってみませんか。〉
〈「茶席」をキーワードにひろがる漢詩の世界! 作者のキャラクター・時代背景までやさしく解説〉
こんな本、いままでなかった!「茶席」をキーワードにした新しい漢詩の本。
茶の湯と漢詩の深い関係、知っていますか?
実は、茶席の掛軸などでおなじみの「掬水月在手」「薫風自南来」「採菊東籬下」といった言葉の多くが漢詩由来なんです。
原典となる漢詩全体を読んでみると、無関係だと思っていた二つの禅語が対句(ペア)だったり、意味合いが異なっていたりと、新たな発見が続々。
ユーモア溢れる「諸田先生」と、ちょっぴり勝気な女の子「かなちゃん」がご案内する、めくるめく漢詩の世界。
〈大幅加筆で、人気連載が更にパワーアップ!〉
平成二十八年淡交で大人気を博した連載「茶席で出合う漢詩」に新たな漢詩を加え、ユニークな脚注解説も付しました。
〈楽しいコラム・イラストも〉
章の間に「中国って昔は皆チャイナドレス?」「楊貴妃って本当に『絶世の美人』だったの?」など、漢詩にまつわる素朴な疑問に答えるコラムを掲載。
イラストも豊富で、楽しく読み進めることができます。
〈関連年表や地図など充実の付録ページ〉
本編のほかに、主要作者の生没年と当時の中国・日本の出来事が一目でわかる年表や、主要作者の紹介、本編で出た地名を中心にまとめた漢詩関連地図、「知っておきたい茶席の漢詩」二十一首など、充実の付録ページで漢詩の世界をより深く味わえます。
諸田龍美[モロタタツミ]
著・文・その他
内容説明
茶席でおなじみのあの言葉、原典の漢詩から味わってみませんか?ユニークな「諸田センセイ」と、ちょっぴり勝気な「かなちゃん」が、あなたを「茶席からひろがる漢詩の世界」へご案内します!
目次
序章 四季を歌う
1章 春の詩
2章 夏の詩
3章 秋冬の詩
4章 人生を歌う
終章 新しい門出
著者等紹介
諸田龍美[モロタタツミ]
1965年、静岡の茶どころ川根に生まれる。男。静岡大学教育学部卒業。小学校の先生になる夢は諦め、九州大学大学院に進学。博士後期課程単位取得。博士(文学)。愛媛大学法文学部教授。専門は中国古典文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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