出版社内容情報
伝統的な茶の湯を根底として、平成の新しい茶の湯のあり方を模索しながら行われる、有斐斎弘道館の魅力的な茶会をビジュアルに紹介。公益財団法人有斐斎弘道館は、江戸中期の京都を代表する儒者・皆川淇園が創設した学問所の址地に建てられた数寄屋建築ならびに庭園を保存するとともに、現代の学問所として開館し、伝統文化を楽しく学ぶ講座や茶会、展覧会などを開催しています。なかでも、伝統的な茶の湯を根底としながらも、平成の新しい茶の湯のあり方を模索しながら行われる茶会や茶事は魅力的です。本書では、その雰囲気をビジュアルに味わっていただくため、23会の茶会を紹介します。
濱崎加奈子[ハマサキカナコ]
有斐斎弘道館館長
太田宗達[オオタソウタツ]
有斐斎弘道館茶会担当理事
内容説明
江戸中期の京都を代表する儒者・皆川淇園が創設した学問所の址地に建つ有斐斎弘道館の茶会の数々!場と人とモノが織りなす、さまざまな一期一会の茶を紹介。
目次
初点
梅花―東風ふかば
上巳―西王母
風の茶―縁側にて
香と連歌
賀茂祭―葵と桂
夏越の祓
祇園会
暁天の茶
重陽―菊慈童〔ほか〕
著者等紹介
濱崎加奈子[ハマサキカナコ]
公益財団法人有斐斎弘道館館長。京都大学文学部(美学美術史学)卒。東京大学大学院総合文化研究科(表象文化論)博士課程修了。学術博士。「伝統文化プロデュース連」を主宰。そのほか、専修大学文学部准教授、北野天満宮和歌撰者などとして、多方面で活躍
太田宗達[オオタソウタツ]
昭和32年(1957)、京都市生まれ。公益財団法人有斐斎弘道館茶会担当理事。有職菓子御調進所老松主人。茶人。工学博士。同志社大学特別講師。立命館大学国際関係学部非常勤講師。有斐斎弘道館において、茶文化をはじめとする各種講座を受け持つ。国内外で話題になる茶会も数多く開く。専門は食文化、伝統産業論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
-
- 洋書
- A Select Few