出版社内容情報
あなたの茶の湯を深め、幅を広げる知識や発見、ヒントは「茶会記」にあり! 一年間楽しく、古今の茶会記に親しみましょう。〈茶会の記録「茶会記」は茶の湯を深めるヒントの宝庫〉〈初心の方からベテランの方まで楽しめるシリーズです〉
2017年の淡交テキスト『茶会記に親しむ』は、茶会の記録・台本である「茶会記」にさまざまな角度から迫り、茶の湯をさらに楽しむためのヒントを探ります。今月の《茶会記の基礎知識》では、「自会記と他会記」「茶会記の周辺」の二テーマについてわかりやすく解説。《古会記を読んでみよう》では、自筆の茶会記の代表例である『天王寺屋会記』を取り上げます。《茶会記と楽しむ 茶席の趣向》では充実の写真に茶会記解説を添え、二月の茶席(薄茶)を誌上で体験します。担当は淡交会石川南支部・木谷宗友氏です。そのほか、各界の著名人による茶会記にまつわるエッセイ《茶会記に想う》や、茶会記によく出ることば「箱書」の解説頁、茶道具「釜」の基礎知識を養う頁も設け、初心の方からベテランの方まで楽しめる一冊をお届けします。
神津朝夫[コウズアサオ]
茶道史家
木谷宗友[キヤソウユウ]
茶道家
淡交社編集局[タンコウシャヘンシュウキョク]
目次
茶会記の基礎知識2(自会記と他会記;茶会記の周辺)
茶会記と楽しむ 茶席の趣向(二月 石川県・木谷宗友)
茶会記によく出ることば2 箱書
茶会記に想う ビバップ茶会
古会記を読んでみよう2 『天王寺屋会記』その1
この茶道具、何と書く?釜
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