内容説明
朝、夕、夜の時間帯ごとに古都奈良の魅力をもっと深く味わうことのできる、50のスポット・シーンを案内します。
目次
第1章 朝の奈良で、深呼吸(飛火野の鹿寄せ;春日山へ朝のウォーキング ほか)
第2章 奈良ならではの宿と朝ごはん(料理旅館 江戸三;ホテル日航奈良のコンセプトルーム ほか)
第3章 美しき奈良の夕暮れ(夕日に染まる石舞台;斑鳩の道 ほか)
第4章 奈良の夜は静かに更けて(春日大社の万燈篭;生駒山上からの夜景 ほか)
第5章 奈良でとっておきの夜ごはん(秋篠の森 なず菜;都のイタリアン イ・ルンガ ほか)
著者等紹介
倉橋みどり[クラハシミドリ]
1966年、山口県生まれ。山口県立山口女子大学国文科卒業。地域文化誌『あかい奈良』の編集長を約七年つとめ、現在、奈良きたまちの古民家を使用したアトリエ「踏花舎」を拠点に、編集者・ライターとして雑誌・新聞での企画・執筆を手がける。奈良の文化や歴史を発信する「NPO法人 文化創造アルカ」の代表を務め、多彩な講座やイベントを実施。俳人としても活動し(俳人協会幹事、『晨』同人)、カルチャーセンター各社で京都・奈良の散策講座、俳句講座の講師を担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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ぶんこ
42
中宮寺の仏像に魅せられて、一度は間近で拝見したいと奈良個人旅行を模索中。拝見したい仏像も多く、足の悪い私はどのように周ろうか嬉しい悲鳴。といっても、いまだ夢の話。この本では早朝散歩や夕焼け、奈落倶楽部に心惹かれました。東大寺知足院のお地蔵様の小さな写真に魅了され、見に行きたい所に加えたのですが、年1回7月の暑い盛りの朝だけでした。暑いのは大の苦手なのですが、このお地蔵様のお顔が頭から離れません。行きたい、悩む。2017/04/17
かごめ
19
初めての一人旅が奈良でした。かって志賀直哉が住んでいたという飛火野荘に泊まり古都を散策しました。それから夫と何度か行きました。数年前、娘と二人旅。今夜は夢で奈良の宵を早朝を楽しみます。わたし、死霊は信じませんが、生霊はありかと思うのです。六畳御息所もしかり。奈良公園で振り向いて狐の女がいたら、私かも…否、タヌキ顔かな…。2018/12/01
きゅー
10
奈良に20年住んでいる著者による奈良の楽しみ方ガイド。先日、観光で奈良を訪れる前に何冊も奈良に関する本を読んだけれど、その中でも奈良の朝と夜という時間(そして季節)に着目している点で参考になった。氷室神社の氷献灯、6月の大仏蛍、若草山の夜景など。奈良は、京都や大阪に観光客を奪われがちだけど、実際行ってみると自然と文化と街が一体になった素晴らしい場所だった。来年もう一度行こうかと考えている。2019/12/03
遠い日
10
奈良市内はわたしの生活圏なのに、というか、生活圏ということだけで関わって、ディープな奈良を知らないままだ。いつでも行けるという思いが「特別感」を削ぐ。もったいないことだ。2017/05/22
プクプク
10
奈良が好きなわたし。やっぱり奈良はいいな〜と思う。。知らなかった行事や美しい景色、今度住むことがあったら、こんな風に楽しみたいな〜。行ってみたいなぁ〜。ぜひ夜も楽しみたい。2016/11/06
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