出版社内容情報
弘法大師ゆかりの地をめぐる大和路の旅。史実・伝承を交えて紹介します。密教の正統な後継者として、日本に真言密教を伝えた宗教家・弘法大師空海を敬慕する弘法大師信仰は時を超えて語り継がれ、日本人の心に深く根付いています。高野山はもとより、八十八箇所霊場を有する四国などが空海と関係が深い地として知られていますが、奈良もまた仏教と出会い、研鑽と修行を重ねた地として空海と関係が深い場所です。本書では、様々な伝承がのこる空海ゆかりの奈良の地を案内します。
中村秀樹[ナカムラヒデキ]
中村恵理子[ナカムラエリコ]
内容説明
若き日の空海が仏教と出会い、研鑽と修行の日々を重ねた奈良。忠実から伝承まで、奈良に刻まれた空海の足跡をたどる。
目次
1 空海と奈良
2 奈良北部の縁の地(平城宮跡;大安寺 ほか)
3 奈良中部の縁の地(久米寺;室生寺 ほか)
4 奈良南部の縁の地(天河大辨財天社;来迎院 ほか)
5 空海ゆかりの行事(西大寺「初大師供」;東大寺二月堂「お水取り―十一面悔過法会(修二会)」 ほか)
著者等紹介
中村秀樹[ナカムラヒデキ]
1969年、新潟県糸魚川市生まれ。愛知県在住時に、企業プロモーションなどを担当するライターとして活動を開始。2004年、結婚を機に奈良へ移住。2007年より、奈良の情報ブログ「奈良に住んでみました」の運営を開始。テキストの執筆、HTMLコーディングなどを担当し、奈良の寺社・観光スポット・食などの情報を紹介。雑誌やウェブを中心に奈良の情報発信を続けている
中村恵理子[ナカムラエリコ]
1970年、奈良県香芝市生まれ。2007年、夫婦共同で奈良の情報ブログ「奈良に住んでみました」の運営を開始。写真撮影を担当し、すべての掲載画像を手掛ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。