出版社内容情報
掛物の掛け方や巻き上げ方、花入と薄板の組み合わせや床の間に荘る位置などに、正しいあつかいを身に付けましょう。
〈茶道具のあつかいシリーズ全6巻。6巻は掛物や花入と薄板、茶壺について紹介します〉
〈持ちやすく、見やすく、分かりやすい。茶道具の基本となるあつかいの参考に、是非おすすめです!〉
茶道具は普段の稽古より基本的なあつかいを身につけることが大切です。このシリーズでは、稽古をはじめられた方から長く続けている方まで、道具のあつかいを見つめなおす際のよりどころとされる内容づくりを目指します。基本のあつかいの「おさらい」ができるよう見やすく、分かりやすく、復習に最適をモットーにしています。6巻は掛物や花入など床荘についてです。
掛物は基本となる掛け方、巻き方。また掛物を巻くときに保護する役目の巻き紙のつくり方も丁寧に解説します。花入は薄板の組み合わせや置く場所、諸荘や香合をおく場合などをイラストを交えながら紹介します。また、壺荘の真・行・草の紐の結び方も順を追って解説していきます。
目次
掛物(掛物のいろいろ;掛物の基本;掛物の準備とあつかい)
花入 薄板(花入 薄板のいろいろ;花入 薄板の基本;花入 薄板の準備とあつかい)
茶壺(茶壺;茶壺の基本)
著者等紹介
藤井宗悦[フジイソウエツ]
1949年大阪生まれ。裏千家正教授、淡交会大阪東支部幹事長、1992年から裏千家直門・志倶会会員。IBU四天王寺大学非常勤講師(伝統文化研究)。1975年裏千家学園を卒業後、茶道の普及に努める。現在、自宅教室、白露庵にて茶の湯倶楽部自遊会を主宰する他、妻宗文と共に淡交社文化事業部、リーガロイヤルホテル茶道教室、よみうり文化センターなどにて講師を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。