出版社内容情報
「京都・宗祖の旅」シリーズ第六巻。作家・百瀬明治ならではの道元の人物像で、その生涯に迫ります。
〈曹洞宗の宗祖・承陽大師道元の生涯とその教え、道元有縁の寺院を紹介します〉
〈著者ならではの道元像で、改めてその生涯と教えを考察〉
日本仏教の祖師7人の生涯と教え、さらに京都を中心とした祖師所縁の寺院を紹介する「京都・宗祖の旅」シリーズ覆刻の第6巻。
曹洞宗を開いた道元(1200 ?53)は、京都で生まれました。比叡山で得度した道元は、24歳で宋に渡り、天童山で如浄禅師と運命の出会いを果たします。28歳で帰朝し、『普勧坐禅儀』を著し、革新的な禅を日本にもたらしました。深草に閑居するもその教えを慕う人は多く、越前に永平寺を開山したことはあまりにも有名です。最期に道元は、故郷の京都に戻って、永眠しました。道元の波瀾に満ちた生涯に百瀬明治が独自の解釈で迫ります。
内容説明
末法の時代の京の都に宋から伝わった道元の禅。「只管打坐」ただひたすらに坐る。生い立ち、修行、布教、思想をわかりやすく描く。
目次
1 道元の生涯と教え(道元の出生;無常に思いをひそめ;末法思想と最後の審判;出家への道 ほか)
2 京都・道元の旅(木幡山荘跡と誕生寺;比叡山横川;建仁寺;安養院跡と欣浄寺 ほか)
著者等紹介
百瀬明治[モモセメイジ]
昭和16年(1941)、長野県松本市に生まれる。京都大学文学部史学科卒業。現在、著述業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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