出版社内容情報
「京都・宗祖の旅」シリーズ第三巻。作家・澤田ふじ子が、真言宗の開祖・弘法大師空海の波瀾の生涯を説き明かす。
〈真言宗の宗祖・弘法大師空海の生涯とその教え、空海有縁の寺院を紹介します〉
〈著者ならではの空海像で、改めてその生涯と教えを考察〉
日本仏教の祖師7人の生涯と教え、さらに京都を中心とした祖師所縁の寺院を紹介する「京都・宗祖の旅」シリーズ覆刻の第3巻。真言宗を開いた弘法大師空海(774?835)の生きた時代は、平城京から長岡京、そして平安京へと遷都される時代の転換点でした。そんな中、空海は入唐し、正統な密教を継承して帰国します。まさに新時代に相応しい仏教が平安京にもたらされ、平安京内に創建された東寺は空海に委嘱されました。日本仏教の巨人・空海の波瀾に満ちた生涯を、人気作家澤田ふじ子が説き明かします。
内容説明
平安遷都と真言密教。時代が求めた弘法大師空海の教え。
目次
宗祖の言葉
空海と真言宗
1 空海の生涯と教え(空海の信仰と誕生;出京と仏教への開眼;謎の七年間 ほか)
2 京都・空海の旅(三川合流・山崎橋;高雄山神護寺;洛西、乙訓寺 ほか)
3 京都の真言寺院(醍醐寺;隨心院;勧修寺 ほか)
著者等紹介
澤田ふじ子[サワダフジコ]
昭和21年(1946)、愛知県に生まれる。愛知県立女子大学卒業。高校教師を経て作家生活に入る。「石女」で小説現代新人賞、『陸奥甲胄記』『寂野』で吉川英治文学新人賞を受賞。平成16年度京都府文化賞功労賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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