出版社内容情報
茶席でよく目にする禅語を中心に、やさしく、わかりやすく解説した、茶道を学ぶ方にとって最適でハンディーな入門書。
〈茶席でよく目にする禅語を、やさしく、わかりやすく解説した、茶道を学ぶ方にとって最適でハンディーな入門書です〉
〈むずかしいと思われている禅語を、茶道を学ぶ方の視点から、わかりやすく解説〉
「茶禅一味」といわれるように、茶の湯と禅の精神は切っても切れない関係にあり、第一の道具とされる掛物に書かれる禅語はそれを象徴しています。本書では茶席でよく目にする禅語を中心に、これまでむずしいからと禅語を敬遠していた方でもさらりと読めるよう、やさしく、わかりやすく解説しています。また、禅の視点からだけでなはく、茶の湯の視点からならどのように解釈できるか解説するなど、茶道を学ぶ方にとっては最適の入門書です。ハンディーサイズなので、いつもそばにおいて禅語にしたしんでいただけます。
【著者紹介】
臨済宗妙心寺派観音寺住職
内容説明
茶席でよく見かける禅語400語以上をわかりやすく簡潔に解説。難解な禅語も茶の湯の視点から解説。
目次
一字
二字
三字
四字
五字
六字
七字
八字
十字
著者等紹介
朝山一玄[アサヤマイチゲン]
昭和34年(1959)島根県生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。岐阜県美濃加茂市・正眼寺専門道場において谷耕月老師の下で参禅弁道。臨済宗妙心寺派観音寺住職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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aoto
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ご紹介します。この分野の知識は全くありませんでした。興味深い一冊です。出展明らかに、其々の説話に味があります。風景をみるような感じで味わいたい言葉たちです。2013/11/22
55くまごろう
0
300ページの文庫本に400を超える禅語が掲載されている稀有な本。禅語は難しく、解説は簡潔に過ぎるくらいなので、一つ一つは正直良く分からない。ただ、同じ意味をあらわしていたり、共通のテーマを扱っている禅語が繰り返し登場するので、分からない中でも「仏性」や「煩悩」など一定のことは頭に入ってくる。また茶席で役立つ季節感をあらわす言葉に多く触れることができるのも有難い。2019/07/25