美の奇神たち―梅原猛対話集

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  • サイズ B6判/ページ数 229p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784473038654
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0070

出版社内容情報

知の巨人による、瀬戸内寂聴、水木しげる、辻惟雄、石本正、樂吉左衞門、井上隆雄など各分野の美の追求者たちとの対話集。

〈小説家、漫画家、画家、陶芸家、写真家たち??との待望の対話〉
〈終りなき美への9つの対話〉

知の巨人として自らの日本学の完成にむけ今なお果敢に挑戦しつづける哲学者・梅原猛氏は、一方で破天荒な中にも深い叡智に満ちた座談の名手としても知られます。時に戦争体験や家族を、時に妖怪や芸術を語りつつ、瀬戸内寂聴氏、水木しげる氏らとの人間性あふれる対話の中から、現代人へかけがえのないメッセージを発信する待望の対話集。父・半二、娘・ひまり、息子・賢一郎など、各分野で活躍する家族との対話も読みどころです。

【著者紹介】
哲学者

内容説明

小説家、漫画家、美術史家、画家、陶芸家、写真家、―そして娘、息子、生前の父と。終わりなき高みへ挑む人々との9つの対話。

目次

好奇心のあるかぎり(瀬戸内寂聴)
“妖怪”大放談(水木しげる)
奇人の芸術家について(辻惟雄)
描くよろこび(石本正)
様々な世界をとおして(樂吉左衞門)
写真芸術の新しい可能性(井上隆雄)
親子のカタチ(梅原ひまり)
人類哲学のこれから(梅原賢一郎)
新しい文明の中で自動車の意味するもの(梅原半二)

著者等紹介

梅原猛[ウメハラタケシ]
1925年(大正14)、仙台市生まれ。京都大学文学部哲学科卒業。立命館大学教授、京都市立芸術大学学長、国際日本文化研究センター初代所長などを経て、現在同センター顧問。東日本大震災復興構想会議では特別顧問を務めた。文化勲章受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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比々き

1
対談集。取り上げられているのは、作家の瀬戸内寂聴、漫画家の水木しげる、美術史の辻惟雄、日本画の石本正、陶芸の楽吉左衞門、写真家の井上隆雄、梅原の娘でバイオリニストの梅原ひまり、息子で芸術学の梅原賢一郎、父親でトヨタ草創時の小型車技術開発で陣頭指揮を執った梅原半二。対談では、むしろ梅原猛自身の、専門の哲学をはみ出した「好奇心」の懐の広さ、深さがあぶり出される。梅原猛は、独自の視点、解釈から、通説をひっくり返し、読み直しすることに命を賭けてきた、芸術家肌の哲学者。時代を変革する芸術家の視点は、やはり面白い。2013/04/12

Robbie

0
6人の芸術家+家族との対談集。幅広い知識と知への好奇心はさすがだけれど、内容やスタイルにばらつきがあって、特に後半は退屈してしまった。サブタイトルをよく見ると「対話」となっているが、なるほど、対談とはちょっと趣向がちがうわけか…。まあ、あえて読まなくてもよかったかな…。2013/05/20

あさこ

0
寂聴さん水木さんとの対談が面白かった。ご家族のことは初めて知った。お父様始めお子さんたちも凄い方々なのだな〜。2013/04/19

ご〜ちゃん

0
もっと梅原猛に対して知っていることが多ければ楽しく読めたのかもしれない。お父さんや息子さん、娘さんとの対話を載せてあるのは興味深い。2024/01/28

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