出版社内容情報
人知れずひっそり残る京都のまち遺産を15のテーマで建築探偵がその由来や謎の推理も交えて写真とともに紹介。
〈「こんなところにこんなものがあったなんて!」驚きの再発見が満載。京都の街を歩きなおそう〉
〈上を見て下を見て、歩いてみよう京都ウォッチング〉
普通のガイドブックにのっているところは一通り知っているターゲット層に対して、人知れずひっそり残る京都のまち遺産を15のテーマで建築探偵がその由来や謎の推理も交えて写真とともに紹介します。また、街歩きの楽しみが倍増する隠れた名店・
迷店も併載します。思いがけない出会いを約束する一冊です。
【著者紹介】
建築家
内容説明
「京の古橋」「木彫動物」など15のテーマを切り口に、おもに明治から昭和中期、古くは桃山時代に作られ、今なおひっそり残る京都のまち遺産たちを全148件掲載。
目次
京の古橋
木彫動物
商店街とアーケード
紋章の意味
古鉄あれこれ
狛犬五態
石積みの美
まちの灯り
昔ながらの店構え
タイルの表情
看板の魅力
いにしえの鉄道施設
石彫動物
瓦製動物
埋木さがし
著者等紹介
円満字洋介[エンマンジヨウスケ]
1960年大阪府生まれ。京都工芸繊維大学建築学科卒。修復建築家、水彩画家、文筆家。京都精華大学、摂南大学、同志社女子大学、関西大学非常勤講師。学生の頃から「西日本建築探偵団」と称してまちを歩く(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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- 評価
京都と医療と人権の本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
きつねこ
34
京都の街の様々な意匠がずらり。橋や石垣編、照明編、狛犬編や、木彫り動物、看板など、細かな仕様も昔ながらでなかなかよい~。森見さんの聖なる怠け者ででてきそうなタバコ屋さん→ほんとは酒屋さんのタイル看板と店先まわり、むちゃかわいい~!街歩きの合間に楽しめるレトロな喫茶店の紹介もあるよ~。2015/04/28
ふう
22
斜め読み。街歩きに携帯して楽しみたい。掲載されていなくても、町遺産はほんとにたくさんある。歩かなきゃ。2023/11/23
なつき
8
想像していたものよりかなりニッチなところを突いた本でした。観光で行くとなかなかそこに注目して回ることは難しいけれど、知っているとにやりとできそうな内容が面白い。2018/12/10
花宴(紅葉賀)
4
ほぉ~っ、と頷く事しきり。 眼にはしているのだろうけど、気が付かずに通り過ぎてゆく日常の景色たち。 ちょっぴりと視線を変えてみると、こんなにも美しい意匠に囲まれているんですね。 街歩きの楽しみを増やすヒントがいっぱいです。 もちろん京都のみならず、皆さんの街にもね。 2015/01/05
どぅまち
0
京都の建築の見所はすでに各所で紹介されており、歴史探訪や近代建築めぐりも楽しまれいるが、そんな京都歩きをもっと楽しませてくれるかもしれない「街のアイテム」を解説。街の新しい見方、読み解くヒントとして。2015/01/11
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