出版社内容情報
数字を冠した、数字の入った仏教文化財の名称のわけは、数字に意味があるのです。その意味を説き明かします。
〈数字を冠した、数字の入った仏教文化財のわけは、数字に意味があるのです〉
〈数字の意味がわかれば、仏教文化財の観かたが楽しく面白くなってきます〉
仏像・仏画・書跡や建造物などに数字を冠した、あるいは数字の入った名称の仏教文化財が沢山あります。何故、数字が付いているのでしょうか? 単に数量を表しているだけではないのです。数字には文化財の名称の意味と、仏教の真理が優しく説かれているのです。数字に意味のある面白さ・本質を仏教文化財の研究者である著者が、感慨深い文体で読む人に仏教文化財の名称を数字で理解できたという心に酔わせます。本文・文化財名数用語・解説の使い合わせも一貫しており、仏教文化財の名称を数字でわかろうとする今までになかった充実感ある読み本です。
【著者紹介】
伝統文化材保存研究所代表
内容説明
数字を冠した、数字の入った仏教文化財のわけは、数字に意味があるのです。数字に意味がある本質がわかれば、仏教文化財の見方が、楽しく面白くなってきます。
目次
数字が語る仏教物語(二河白道図(にがびゃくどうず)
四睡図(しすいず)
六道絵(ろくどうえ) ほか)
数字を語る仏教美術(一切経(いっさいきょう)
二王(におう)
三重塔(さんじゅうのとう) ほか)
数字が語る仏教文化財
著者等紹介
石川登志雄[イシカワトシオ]
京都大学文学部卒業。京都府文化財保護課技師、京都造形芸術大学准教授を経て、現在伝統文化財保存研究所代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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