ちゃわんや―二人の息子と若き人々へ

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B5判/ページ数 183p/高さ 25cm
  • 商品コード 9784473037695
  • NDC分類 751.1
  • Cコード C0076

出版社内容情報

樂家15代樂吉左衞門が襲名30周年を機に、17歳初造りの茶碗から今日までの作品を自選、詩やエッセイとともに回顧する記念本。

「ちゃわんや」と題した本刊は、襲名30周年を機に出版を決意した、紙上の回顧展ともいえる画期的な内容です。「僕は初めてこの一碗一つを作って、家を出た」と書かれた17歳初造りの赤樂茶碗から、襲名、数々の展覧会を経て今日に繋がる作品を自選、それらにその時々の思いを詩やエッセイに綴り添えています。文と作品、頁を繰りながら当代の歩み、作品と思いの変遷が鑑賞できる内容です。特に作陶への思い、人生観、生き方を率直に表し、新鮮な感動を与えてくれます。

【著者紹介】
樂家十五代・陶芸家

内容説明

樂吉左衞門襲名30周年記念出版。17歳初造りから今日までの作品を自選、その折々をエッセイや詩とともに回顧する記念本。

目次

プロローグ
1966‐1980襲名以前
1981‐1987襲名・初個展・第二回個展
1986‐1990個展「天問」
1991‐2000「天問」以後
2001‐2011今日
エピローグ

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

i-miya

31
読んだわけではありません。 2013.03.04夕刊日経新聞、こころの玉手箱(1)から。 陶芸家、樂吉左衛門、樂家十五代当主。 1949、樂家十四代、覚人長男として京都市に生まれる。 1973、東京藝術大学卒業、2年間、イタリア留学、81年、吉左衛門、襲名。 伝統を一切拒否した私を茶の世界へ向かわせたのは、ローマの裏千家出張所の野尻命子師だった。 初めての出会いは、大学在学中、21歳のとき。 当時、彫刻家の学生、なにを表現していいか、わからなかった。 2013/03/04

さっちも

13
自分に喝をいれたく楽美術館へ。置いてあった本書で恥ずかしげもなく泣いてしまった。アマゾンでは中古が定価の4倍の値段ですが、楽美術館で売っています。2017/08/26

PENGUIN

2
前に読んだ黒田正玄さんの本と似たようなところもあるのだが、英訳が並記されている。茶碗の写真がたくさん出ていて、よく解らないというのは変わらないが、ものすごく近寄りがたかったのが一歩近付けたような感じ。2012/04/16

とす

1
大判のきれいな写真とともに詩的な言葉が綴られている。樂美術館できれいな茶碗と説明を見て満足していたけれど、それでは得ることのできていなかった感覚を得ることができた。初期の茶碗の命名はご本人が行っていたわけではなかったことを初めて知った。2019/02/22

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/4644897
  • ご注意事項

最近チェックした商品