出版社内容情報
日本の香と香道の基礎知識から、文学に見る香、茶席の香、雅な香道具の数々など、香にまつわる豊富な話題を収録。
仏教とともにわが国に伝来した香は、平安期には華やかな王朝文化を彩り、その後の武家文化においては豪奢な演出を助け、やがて「香道」という崇高な精神文化にまで高められました。そうした日本の香と香りの文化を、香老舗の主である著者がさまざまな側面から紹介します。香と香道の基礎知識はもちろん、中国の古典にたずねる香の源流、平安王朝文学に見る香、桃山・江戸時代の茶書が説く茶席の香、雅な香道具の数々など、香にまつわる豊富な話題を提供します。
【著者紹介】
香老舗 松榮堂主
内容説明
はるか仏教伝来の昔から日本人の暮らしに寄り添う「香」の歴史をたどり、古典に学ぶ香の楽しみや香道具の美など、「香」をめぐる話題を満載。
目次
第1章 香清話―香と香道具をめぐって
第2章 香と香道―その歴史と楽しみ
第3章 香考―古典に学ぶ
第4章 香の風景―香りと暮らす日本人
第5章 香りと自然―四季豊かな風土の中で
第6章 香“もの”がたり―香の道具を楽しむ
第7章 香は語る―現代へのメッセージ
著者等紹介
畑正高[ハタマサタカ]
昭和29年、京都生まれ。株式会社松栄堂代表取締役社長。同志社大学商学部卒業後、渡英。昭和52年、松栄堂に入社。平成10年、代表取締役社長に就任する。社業に加え、地元京都での経済活動や環境省かおり環境部会委員などの公職、同志社女子大学非常勤講師、香道志野流松隠会理事などを務めるほか、香文化普及発展のため国内外での講演・文化活動にも意欲的に取り組む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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