香清話―香に聞く、香を聞く

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香清話―香に聞く、香を聞く

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  • サイズ A5判/ページ数 223p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784473037336
  • NDC分類 792
  • Cコード C0076

出版社内容情報

日本の香と香道の基礎知識から、文学に見る香、茶席の香、雅な香道具の数々など、香にまつわる豊富な話題を収録。

仏教とともにわが国に伝来した香は、平安期には華やかな王朝文化を彩り、その後の武家文化においては豪奢な演出を助け、やがて「香道」という崇高な精神文化にまで高められました。そうした日本の香と香りの文化を、香老舗の主である著者がさまざまな側面から紹介します。香と香道の基礎知識はもちろん、中国の古典にたずねる香の源流、平安王朝文学に見る香、桃山・江戸時代の茶書が説く茶席の香、雅な香道具の数々など、香にまつわる豊富な話題を提供します。

【著者紹介】
香老舗 松榮堂主

内容説明

はるか仏教伝来の昔から日本人の暮らしに寄り添う「香」の歴史をたどり、古典に学ぶ香の楽しみや香道具の美など、「香」をめぐる話題を満載。

目次

第1章 香清話―香と香道具をめぐって
第2章 香と香道―その歴史と楽しみ
第3章 香考―古典に学ぶ
第4章 香の風景―香りと暮らす日本人
第5章 香りと自然―四季豊かな風土の中で
第6章 香“もの”がたり―香の道具を楽しむ
第7章 香は語る―現代へのメッセージ

著者等紹介

畑正高[ハタマサタカ]
昭和29年、京都生まれ。株式会社松栄堂代表取締役社長。同志社大学商学部卒業後、渡英。昭和52年、松栄堂に入社。平成10年、代表取締役社長に就任する。社業に加え、地元京都での経済活動や環境省かおり環境部会委員などの公職、同志社女子大学非常勤講師、香道志野流松隠会理事などを務めるほか、香文化普及発展のため国内外での講演・文化活動にも意欲的に取り組む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

6
図書館本。 唐様としての伝来から始まったお香が、文化・教養・宗教習慣として取り入れられ、日本独自の文化として変化熟成してきた歴史を追っている。日本では産出せず、100%輸入に頼るしかない焚香料を、古来から日本人がいかに大切に扱ってきたかもわかって、自分ももっと大事にお香を味わおうと思った。あとがきで著者ご本人も触れているけど、同じ話が何度も出てくるのがちょっと惜しい。2015/04/03

秋山真琴

2
先日、松栄堂の香房を見学させて頂いたので、せっかくなので代表取締役社長の畑正高氏の書いた著作を読んでみた。いざ、着手すると、思いの外、お香の世界の奥深さに驚いた。様々な道具があり、風習があり、文化があり、まったく知らない日本が広がっていた。面白かったのは第三章の「古典に学ぶ」千利休、織田信長、聖徳太子の逸話を紹介しているのだけれど、どれも非常に印象深いエピソード。香りを聞き、そこに様々な想いを託していたかつての日本人は、とても風流で、とても豊か。せっかくなので、自分もお香に親しい生活を送ってみたい。2013/09/18

しいら

0
浦島太郎の玉手箱についての仮説に思わず膝を打った。なるほど一理ある。2014/02/01

nox

0
文章が格調高く、教養を感じる。香道というものが歴史的に上流階級の文化だということもあり、そのようなものを嗜む人間も自然と教養が深まっていくのだろうか。道具にも中々華美な趣向が凝らされており、和の文化が通っている。そういえば線香も香か…。身近だからすっかり意識の外にあった。仏教の「香積仏」から来てるのかな。香木は知っていたが配合香は知らなかった。香道とはやはり香文化を総合するものか。源氏香の意匠は本当にかっこいい。2023/09/12

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