目次
巻頭エッセイ 室生寺再訪
口絵カラー
現代へのメッセージ 生命と思いやりを大切に
室生寺の歴史―龍穴信仰から抗争のはて女人高野へ
霊地室生
室生寺文学散歩
室生寺と宝珠
室生寺金堂本尊像の由来
室生寺五重塔―その技と美
優美な聖域―室生寺境内の花と木
著者等紹介
網代智等[アジロチトウ]
1922年、福島県生まれ。真言宗室生寺派管長、大本山室生寺座主。大正大学史学科卒。1948年室生寺執事、1949年長谷寺専修学林幹事。1960年に東京都杉並区の蓮華寺住職に就任。文部省管理局に勤務し1962~64年に金沢大学講師、1964~66年に国立科学博物館庶務課長。1987年に室生寺住職代務者となり、1989年現職に就任、現在に至る
河野裕子[カワノユウコ]
1946年、熊本県生まれ。歌人。京都女子大学文学部卒。1969年に角川短歌賞受賞。1976年に現代歌人協会賞を受賞。1984年から2年間渡米。以降、2001年に京都府文化賞・功労賞、2002年に若山牧水賞、2009年に斎藤茂吉短歌文学賞、迢空賞、京都市文化功労賞を受賞。毎日新聞歌壇、NHK短歌の選者、宮中歌会始詠進歌選者となる。2010年8月逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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榊原 香織
92
ここの十二神将が好きです。不明だけど、名のある作者に違いない。太鼓橋、鎧坂、五重塔、と色々美しい。 門前の旅館も素敵だと思ったら、土門拳が撮影のため長期滞在した橋本屋。 彼は雪の室生寺が撮りたくてなかなか雪に出会えず。以前たまたま行ったらかなりの雪でした。ラッキー。 2021/04/16
Kikuyo
12
小さ目な五重塔が印象的な室生寺。しっとりとした山中に佇むお寺で、奥の院までは石段をかなり登ったが、不思議と心落ち着く良い場所だった。写真では仏様の細部まで見ることが出来る。如意輪観音、十二神将、十一面観音が素敵。2022/03/05
ohmi_jin
1
小ぶりでしっとりとしたイメージが似合う室生寺は何度訪れても良い場所。ぜひまた行きたい。2018/03/19