内容説明
栽培が難しいとされるバラの中でも丈夫で育てやすく、一年中楽しめるローズガーデンをだれでもつくって楽しめる方法を伝授。バラだけに限らない他の植物(宿根草・野菜・ハーブなど)との混植で、今までにないローズガーデンをつくりましょう。
目次
バラのある庭の魅力(白砂伸夫のデザインしたローズガーデン;バラ好きな人が集う庭―オープンガーデンの楽しみ;バラを知ることからはじまるローズガーデンづくり ほか)
バラのある庭づくり(コンセプト編;実践編)
ガーデンデザインレッスン
バラの楽しみ方
欲しいバラを見つけるための法 パンフレットの「読み方」
歴史の中のバラ バラと日本人とのおつきあい
著者等紹介
白砂伸夫[シラスナノブオ]
神戸国際大学教授・ランドスケープアーキテクト。株式会社アールフュージョン代表取締役。京都生まれ。信州大学農学部卒業。京都大学建築学教室、故増田友也教授に師事。建築と哲学を学ぶ。ランドスケープデザイン、建築、ガーデニングと幅広く手がけ、その優れたデザイン性には定評がある。また海外でも多くのプロジェクトを手がけ、活躍の場を広げている。受賞―ベルギー:ゲントフローラリー国際庭園コンテスト、2位およびデザイン特別賞。大津市:煌めき大津賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
バニラ風味
15
著者の白砂さんは、アカオハーブ&ローズガーデン、ハウステンボスをはじめ多くの庭園のガーデンデザインを手掛けています。バラの花をクラシック、エレガント、スタイリッシュ、キュートや和風にも合うなどの観点で紹介。樹形ごとの植え方、混植したい植物には、なるほどです。やはり無農薬を推奨していて、そのための知識や考え方にも、うなずきました。カラーで楽しむ植栽もさすがです。この方、プロデュースの庭園に行ってみたくなりました。2019/04/18
ごろちゃん
1
庭づくりのコツを学べると書いてあるが、デザインを学べた気はしない。著者のデザインしたローズガーデンって、「花フェスタ記念公園」とか「ハウステンボス」とか大規模なものばかり。美しいとは思うけど、リアリティはゼロだ。この本で一番面白いのは、無農薬でバラを育てることについて。バラを育てる時、いつの間にか化学薬品の量が増えてしまい、薬の多さに不自然さを感じることがある。病害虫に弱いのは仕方がないですが、薬漬けのバラは嫌だ。何もかもは無理かもしれませんが、こういう方法があるのかと目から鱗の本でもあります。2013/02/03
masia
0
うーん、こういう本って参考になるようなならないような…とりあえず、美しい庭の写真は楽しめました。2013/03/07