内容説明
写真による大和の民俗誌。奈良の民俗行事を取材し、撮り続けている著者執念の一冊。「民俗写真家」による奈良の写真集。
目次
大神神社繞道祭
椣原の綱掛神事
茅原の大トンド
念仏寺陀々堂の鬼走り
平尾のオンダ
大安寺光仁会
篠原踊り
惣谷狂言
若草山山焼き
登弥神社筒粥祭〔ほか〕
著者等紹介
田中眞人[タナカマコト]
1951年大阪市生まれ。会社勤務の傍ら、1996年から奈良の火祭りの写真を撮り始め、2001年からインターネットホームページ「ならグルグル散歩」で撮影した写真の公開を始める。2002年、民俗行事の写真記録に後年の生涯を賭けようと退職。2003年からは大和郡山市市民交流館の臨時職員として勤務しながら県下全域を巡る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Shoji
42
奈良県に伝わる民俗行事が紹介されています。民俗の伝承に主眼を置いた書物になっています。奈良県内には、東大寺のお水取り、若宮社の春日おん祭、唐招提寺のうちわ撒きなどの有名な民俗行事が数多くある一方で、伝承することが困難な行事、すでに昔話となってしまった行事が非常に多くあります。社会情勢の変化(少子高齢化、過疎化、価値観の多様化等)とは言え、寂しさを感じます。せめて、書物としてでも後世に残すことを著者は考えたようです。写真も多く楽しめます。2021/02/24
watausa
0
いろんなお祭りがあるなーと思いました。写真も豊富で楽しめます。今月は何んと言っても若宮おん祭ですね。でも何で「おん」は平仮名なのかしら?「御」を一般の人は読めないだろうななんて思うはずもないから難しい漢字なのかな?2012/12/04
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