出版社内容情報
明治の七宝を世界に誇る日本工芸にまで高めた並河靖之。世界各地からその優品を収集し、本書において一挙公開。
目次
作品図版
京七宝の巨匠・並河靖之―その作品と生涯
並河靖之略歴年譜
収録作品一覧
著者等紹介
村田理如[ムラタマサユキ]
1950年、京都に生まれる。清水三年坂美術館館長、並河靖之有線七宝記念財団理事。幕末・明治期を中心とする日本の細密工芸を高く評価し、その収集と紹介に尽力し、2000年9月、京都・東山区に清水三年坂美術館を開設。とりわけ七宝・金工・刀装具・印篭・蒔絵作品などには早い時期から注目し、海外へ流出した優品の買い戻しにつとめ、同館は幕末・明治期の細密工芸分野では質量ともに世界屈指の収蔵をほこる。また明治期に作られたハイレベルな作品やその技術の復元をめざし、研究機関を設置するなど、積極的な活動を展開している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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