内容説明
お寺とは、人と人が南無阿弥陀仏に支えられて会い、そのなかで自己自身に出会い直す場所―。苦難を超えて伝えられた東本願寺の文化財と庶民の信仰の歴史。
目次
巻頭エッセイ 本願寺と日本人
宗教の意味・お寺の意味
東本願寺の歴史
祖廟小史―鳥辺野の東西本願寺
東本願寺文学散歩
明治再建の東本願寺両堂建築
東本願寺の庭園―渉成園(枳殻邸)
東本願寺の文化財
著者等紹介
大谷暢顯[オオタニチョウケン]
1930年、京都府生まれ。真宗大谷派第25代門首。大谷光暢門首の三男。一般企業での社会人生活を送った後、真宗大谷派鍵役に就任し、現職。2000年から2002年には、(財)全日本仏教会会長を務めた
井沢元彦[イザワモトヒコ]
1954年、愛知県生まれ。作家。大正大学客員教授。BSフジ番組審議委員。早稲田大学法学部卒業。TBS入社後、報道局放送記者時代に『猿丸幻視行』にて第26回江戸川乱歩賞受賞(26歳)。31歳にて退社、執筆活動に専念。以後、歴史推理、ノンフィクションに独自の世界を開拓(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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榊原 香織
52
京都駅すぐだけど、あまり観光で行くイメージじゃない。現役すぎる感かな。 これでこのシリーズ40巻読破2023/12/05
雨巫女。@新潮部
12
《私-図書館》東本願寺にて、新版古寺巡礼京都シリーズ読破しました。さすがですね。古寺が一杯でした。東本願寺は、寺も素晴らしい。京都に、また行きたくなりました。2013/12/10
荒野の狼
4
「古寺巡礼 京都」40巻は東本願寺で2009年の発行。本シリーズは、建物、絵画、書が、ほぼこの順番にカテゴリー順に豊富な写真が掲載されている点が魅力で、本書ではこのカラーページが64ページにも及ぶ。ここでは、御影堂(ごえいどう)は、建築面積において世界最大の木造建築p22」と紹介(「面積においては東大寺大仏殿を凌ぐp120」)。2023/04/03