内容説明
かんたんにできる、便利で重宝な茶の袋物のつくり方を教えます。便利な野点セット用の新案「茶数寄」、「茶席用小物収納バッグ」や「数寄屋バッグ」、大切なものが品よく包み込める「縁袋」、ちょっとレトロな「竹棒付き手さげ」、かわいい「前ポケット付き小物入れ」が、お好みの布地でつくれます。型紙を製図する必要はありません。50%縮小の型紙を収録しているので、拡大コピーするだけ。気軽にはじめてください。
目次
巻頭口絵(茶数寄・茶数寄のバリエーション・茶数寄の精華;茶席用小物収納バッグ;縁袋;竹棒付き手さげ;数奇屋バッグ;前ポケット付き小物入れ)
作品制作の前に知っておきたいこと 袋物づくりの基本とコツ(用材と用具について;手際よく、きれいに仕上げるコツ)
茶席に役立つ袋物手づくりBOOK(型紙付き) 袋物をつくりましょう(茶数寄;茶数寄のバリエーション「八角矢車型の数寄衣」;茶数寄のバリエーション「八角菊型の数寄衣」;茶席用小物収納バッグ;縁袋;竹棒付き手さげ;数奇屋バッグ;前ポケット付き小物入れ)
著者等紹介
大澤和子[オオサワカズコ]
1931年東京生まれ。故根本ミネ先生に師事、袋物の手ほどきを受ける。日本伝統工芸の袋物に魅せられ、裂の袋物制作に専念。大澤和子創作袋もの教室を開設。ヨーロッパに遊学し、新しいデザイン・バッグの研究をする。茶道裏千家淡交会、高島屋ローズサークル、総合通信教育センター、NHK学園、NHK文化センター、よみうり日本テレビ文化センター、淡交カルチャーなどの袋物講師として指導にあたる。また、装道きもの学院その他袋物科創設講師を務める。読売新聞、産経新聞、日本放送出版協会「おしゃれ工房」などに作品を発表。NHK番組「婦人百科」に出演、またパリの日本伝統工芸展に裂の袋物伝承者として参加し、好評を得る。2003年には井口海仙賞受賞。大澤和子袋もの研究所「やまと会」を主宰
小林実千世[コバヤシミチヨ]
1956年東京生まれ。幼い頃から袋物に親しみ、大澤和子門下師範となる。主宰とともに各袋物教室の講師として参加、渡米してデザイン・バッグの研究をする。オーストラリア「クインズランド・ジャパンフェスティバル’87」に、古典の袋物代表で参加する。現在、大澤和子袋もの研究所主宰つき講師。NHK学園、NHK文化センター、よみうり日本テレビ文化センター、産経学園、伊勢丹新宿店クローバーサークル、京王百貨店、淡交カルチャーなどの袋物講師として指導にあたる。また、NHKテレビに出演するなどし、次代の伝統の袋物伝承者として大いに期待されている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。