内容説明
月を花で数えながらの、三十六ヶ月分の連載をまとめた随筆集。
目次
はる(梅に雪、唇に春;神さまの橋に、神さまの水、光琳梅 ほか)
なつ(座辺に飾るなら、野の花を;五月のカエデ、実相院の床みどり ほか)
あき(一日花の木槿に、大文字の送り火;花ひとつの空調、桔梗は心の秋の花 ほか)
ふゆ(悟りの窓、紅葉に嵯峨菊;柿からこぼれおちた二、三の話 ほか)
著者等紹介
麻生圭子[アソウケイコ]
作詞家を経て現在はエッセイスト。1996年東京から京都へ。1999年、昭和初期の町家を修復、昔暮らしをはじめる。2005年、茶室のある築80年の日本家屋に転居
三好貴子[ミヨシタカコ]
サザビーで「アフタヌーンティー」などの商品企画を手がけ、現在はイラストレーターとして書籍・雑誌などで活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。