京都の仏像

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  • サイズ A5判/ページ数 230p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784473033949
  • NDC分類 718
  • Cコード C0071

出版社内容情報

日本・アジアの仏像を研究してきた著者が地元京都の仏像を紹介する1冊。それぞれの仏像の特徴・歴史・エピソードを詳しく解説。

目次

1章 洛中・洛東(教王護国寺(東寺)・兜跋毘沙門天像―異彩を放つ中国伝来の風貌
教王護国寺(東寺)・梵天像・帝釈天像―真言密教像の官能美 ほか)
2章 洛西(仁和寺・悉達太子坐像―宋風衣裳の愛らしい少年像;清凉寺・釈迦如来立像―手本となった三国伝来の像 ほか)
3章 洛北(三千院・阿弥陀三尊像―往生極楽院の神々しい来迎三尊像;鞍馬寺・毘沙門三尊立像―毘沙門天の家族像 ほか)
4章 醍醐・宇治(醍醐寺・如意輪観音菩薩坐像―世界文化遺産寺のおおらかな姿;正覚院・毘沙門天立像―若々しくも優美な都ぶりの天部像 ほか)
5章 南山城・丹後(蟹満寺・釈迦如来坐像―奈良伝来ともいわれる丈六仏;岩船寺・阿弥陀如来坐像―堂々たる偉丈夫の本尊 ほか)

著者等紹介

村田靖子[ムラタヤスコ]
1943年、東京都生まれ。東洋仏教彫刻史研究家。東京教育大学(現筑波大学)美術史学科美術史学専攻大学院修士課程修了。1973年より財団法人大和文華館(奈良市)学芸員。同館学芸部部長を経て2003年退職。1972年よりインド、中国、韓半島、日本にて仏像調査を行う。現在、密教図像学会役員、美術史学会会員、大阪芸術大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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Nat

29
立誠図書館本。写真とそれぞれの解説が詳しく、参考になった。東寺の帝釈天像のきらりとしたお顔が素敵。2022/12/27

Kikuyo

21
京都の仏教彫刻についての解説。 京都の寺社めぐりに良いですね。 平等院が夕暮れ時に蒼く浮かび上がる写真が幻想的。典雅な空間をつくり出す雲中供養菩薩像はどれもが美しく愛らしい。南3像が最優秀作とのこと、定朝自らの作とか。三十三間堂の千体の仏、風神・雷神、東寺の梵天・帝釈天、どこの仏様も魅力的。もっとルビがあると良かった。2020/01/14

NBかえる同盟

1
冬の旅行の時に、本屋で何かご当地本を買おうとしたときに買った本。ちょっとずつ読み進めて今頃読了。いい本だけど、写真を見たいなら最近は比較的安いムック本でもいい写真がいっぱい載っているしなぁ。旅行の目的はあくまでも本を買うことではないので、時間に追われて焦って買っちゃあイカン。いや、しっかりしたいい本ですよ、これ。2016/09/05

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