よくわかる伝統文化の歴史
茶道・香道・華道と水墨画―室町時代

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  • サイズ A5判/ページ数 111p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784473033444
  • NDC分類 210.46
  • Cコード C0321

目次

第1章 室町将軍家と諸文化(庭園にみる禅の造形―枯山水;足利義満と北山文化;足利義教・義政と東山文化;将軍家の「唐物」鑑定家・能阿弥;応仁の乱と祇園祭の再興)
第2章 茶の湯の成立(茶飲みゲーム「闘茶」の流行;お茶は庶民の栄養ドリンク;室町将軍家の茶の湯飾り;茶の湯の名人・宗珠;堺の茶人・武野紹鴎の登場)
第3章 華道・香道・連歌(寄合の場「会所」の文芸;連歌という文芸;立てる花―華道の源流;香りの美学―薫物から香道へ;尊鎮法親王の時代とそのサロン)
第4章 水墨画の時代(「詩書画」の世界;中国文化への憧れ―禅林国際社会と唐物礼賛;根づいてゆく水墨画―周文と明兆;変革の時代―応仁の乱と雪舟の登場;絵画の新たな時代へ―狩野派・雪村・長谷川等伯)

著者等紹介

中村修也[ナカムラシュウヤ]
1959年和歌山県生まれ。筑波大学大学院博士課程単位取得修了。博士(文学)。京都市歴史資料館勤務を経て、文教大学教育学部に勤務。同大学教授。専門は日本茶道史・古代史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Noelle

3
今一番気になる日本の伝統文化の流れをまとめて講義してもらったような本でした。室町時代に茶華道・香道・水墨画がそれぞれ単体でなく分かち難く同時に楽しまれ、発展してきたのがよくわかりました。さすが淡交社。シリーズもの5巻読めば、かなり日本文化に精通とまではいかないけれど、馴染みぶかくなれそうです。2015/04/08

ohmi_jin

2
政治史的にはともかく、文化史的には非常に重要な室町時代の文化を俯瞰できる本。2019/10/01

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