中世を歩く―京都の古寺

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  • サイズ B6判/ページ数 183p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784473033130
  • NDC分類 185.916
  • Cコード C0095

出版社内容情報

京都の十六の社寺をめぐり歩きながら、古寺に中世のこころを訪ね、中世の文学と思想への深い共感をつづる一冊。一九七八年刊行の名著を今ここに復刊。

内容説明

古寺をめぐる思索の旅。日本の精神史の中で生と死の問題をもっとも突き詰めて考えた中世。京都の古寺にそのこころを訪ね、中世の文学・思想への深い共感をつづる。

目次

浄瑠璃寺
神護寺
法然の寺
観音の寺
北野神社と賀茂社
高山寺
龍安寺と妙心寺
平等院
寂光院と三千院
仁和寺
醍醐寺と法界寺
比叡山

著者等紹介

饗庭孝男[アエバタカオ]
1930年、滋賀県生まれ。南山大学文学部フランス文学科卒。文芸評論家、青山学院大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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神太郎

1
中世に作られた古寺を著者が訪ねながら、その建築とゆかりのある人物をあげつつ、そのとき彼らが何を考えていたか、どう思っていたかを考察。中世の思想云々が書いてあったのが、小難しい事は書かれておらず、著者の古寺に対する想いとか、感想文のようなものが中心になっている。 中世とは「自己を高めようとしたルネサンス以後とは逆に、自己を低めようとした時代」(9)とありそれが意味するところは、そうする事により、自分と絶対者(神)とか、世界との関係性を認識する為の概念だったのではないかという考察はなかなか興味深い。2011/03/31

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