内容説明
本書では、日本の伝統的な衣食住・芸能・冠婚葬祭にかかわるモノと、名前をとりあげました。「ああ、そうよぶのか!」と膝を打たれることも多いはず。ただし、伝統的なモノの名前は地域性が強く、とくに食生活や冠婚葬祭においては非常に多様です。それらに言及していると、限られた紙数と時間にとてもおさまらないため、現在の東京で通行している標準的な名前にとどめました。
目次
食べる―和食の食材と器・道具(御節料理;懐石 ほか)
装う―和装と伝統芸能(着物;染織の種類 ほか)
住まう―和風建築と生活道具(京都の町家;町家の玄関 ほか)
祈る―神社仏閣と冠婚葬祭(鳥居;神社の境内 ほか)
著者等紹介
服部幸應[ハットリユキオ]
医学博士・服部栄養専門学校校長
市田ひろみ[イチダヒロミ]
服飾研究家
山本成一郎[ヤマモトセイイチロウ]
建築家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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雪ちょこ
5
見たことはあるけど、名前は知らない。日本人失格?そうならないようにちょっとパラパラ。軽い気持ちだったのに、色んなジャンルの色んなモノ。詳しい解説に、思わず、へぇ~!!何より優しいのが、ほとんどの漢字にふりがな付き。うん。漢字だけだと、読めないでイライラしていたかも。改めて思う。和の名前って、漢字だらけ(笑)ニッポンは漢字文化。漢字も勉強しなきゃと、改めて思う。2011/07/16
インテリ金ちゃん
2
実際に使ったことがないものの名前は難しい。見たことがないものはないのだけれど...2016/11/05
ひっぴ
1
日本古来から伝わる伝統や、身近にあってもなかなか名称までは頭に浮かばないものなど、勉強になった。2019/10/15
猫
1
日本の歴史の中で伝えられてきた、暮らしにまつわる様々なもの・事の名前を幅広く解説している。写真・イラストが多く、目に楽しい。浅く広くの紹介ではあるけど、自分の興味ある分野を調べて深めていく入り口としてもいいかもしれない。2014/11/16
ミレー
0
細かいところの名前を初めて知ったものが沢山。学校とかで教えてもらえたらなぁとか思ったり。2015/01/14
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