出版社内容情報
著者自身の経験をもとに、師などへの挨拶の言葉や、席中での会話の運び方、心に残った会話などを紹介。茶道に限らず、言葉の使い方や表現を知ることのできる一冊。
内容説明
茶席の会話は心をつなぐ。主客の会話によって伝わる茶会の趣向、亭主の思い。言葉による表現や、言葉の遣い方を知ることのできる一冊。
目次
入門・お茶の稽古をはじめるとき(師との出会い―新しく入門する方へ)
稽古場にて(言葉の聞き覚え;その一言で;ためぐち;叱るとき;一言多い)
茶席での会話(正午の茶事;およろこび―初釜にて;神事の茶;夕ざりの茶;忘れじと ほか)
茶会に招かれたとき
著者等紹介
三田富子[ミタトミコ]
1924年、徳島県に生まれる。東京市立四谷第一小学校、麹町高等女学校、日本大学芸術学部を経て、戦時中、徳島国民学校助教、戦後、参議院議員秘書などをつとめ、1955年より文筆活動に入る。そのころより裏千家茶道に入門、現在、京都造形芸術大学客員教授
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感想・レビュー
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今庄和恵@マチカドホケン室コネクトロン
13
お茶の世界に縁がなければ必要ない箇所が多いのか、と読み始めに感じたのは危惧でした。思いのやりとりが正鵠を得るための亭主と客の丁々発止のやりとり。2020/03/01
今庄和恵@マチカドホケン室コネクトロン
3
大いにインスパイアされてブログに書きますた https://www.connectronkobe.com/archives/19572020/03/08
半木 糺
3
茶席ではどのような言葉を発するべきなのか。著者が茶席にて交わした会話を収録している。若い人間を中心に、言葉使いがなっていない人間を激しく糾弾している。正論ではあるのだが、著者は相当厳しい人物らしく、この人とお茶の稽古は正直辛いだろうな、と感じた。2015/07/14
Tomoko
2
お稽古では、点前さえもおぼつかないので会話に気を配る余裕はありません。が、季節に合わせて準備してくれる先生の気遣いには毎回感謝でいっぱいです。言葉で表現する余裕を持ちたいと思ってはいるのですが、、まだまだ若輩者です。。2017/03/28
tamagosandwitch
1
(斜め読み)茶道の会話は機会があれば学んでみたいとは思う2013/08/11
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