目次
歌舞伎を観に行く前に(劇場ガイド;初めて観るならこの演目がおすすめ10;初めて観るならこの役者がおすすめ10)
観ながら学ぶ歌舞伎の仕掛け(『義経千本桜』)
劇場必携演目ダイジェスト20(「助六由縁江戸桜」;「勧進帳」;「暫」;「菅原伝授手習鑑」;「熊谷陣屋」 ほか)
著者等紹介
伊達なつめ[ダテナツメ]
フリーライター。早稲田大学大学院文学研究科修士課程修了。演劇、ダンス、ミュージカルなど、国内外のあらゆるパフォーミングアーツを取材し、『Hanako』『婦人公論』ほかの一般誌や、専門誌などに寄稿中
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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nico
6
歌舞伎本の良いところは、基本情報が古くならないところ。これは15年前の本だけれども、型が既に完成されているので、昔も今も、美しいものはずっと美しい。勘三郎さんが勘九郎だったり、白鸚さんが幸四郎だったりするところは逆に面白い。最初にチラシの読み方から教えてくれるのが親切。あと、見開き写真で舞台上を全部載せてくれているのが良い。セットの名称がよく分かる。演目の解説も初心者に分かりやすく、どれもが面白そうなので、見たい熱が上がる。私は河竹黙阿弥(1816~1889)の作品が好きっぽい笑 世話物大好き!2019/03/27
Noelle
3
演目のあらすじ・解説だけでなく、舞台の仕掛けのいろいろを実際の舞台に即しての解説はとてもわかりやすい。竹本・常磐津・清元・長唄 の違いなど、見た目からの区別など 参考になる。また、演目の生い立ちごとの区別や制作時期の説明なども 観劇する際のちょっとしたヒントとしてとても有効だと感じる。演目解説本とはまた違った意味で、観劇が楽しくなってきた頃に読むとピッタリの内容でした。2013/07/23
sakase
2
ちょっと古い本ですが 基本を勉強します。☆42015/12/21
aa
0
劇場のおみやげが載っていたりして、実際に劇場に足を運びたくなりました。個人的には東京歌舞伎座の演目柄スタンプが気になりました。藤娘の柄かわいいよー。2012/04/27
nrm
0
主な役者や演目、劇場の紹介や歌舞伎座の売店で売っているお勧め品などがある。歌舞伎座に行った気分を味わいたいならお勧め。私には語り口などが、ちょっと敷居が高く感じました。2009/10/12