茶味俳味―茶の湯を詠んだ江戸俳句拾遺

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  • サイズ B6判/ページ数 175p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784473019974
  • NDC分類 911.3
  • Cコード C0095

出版社内容情報

茶人として活躍する著者が、茶席で出会った俳句、とりわけ江戸時代を中心に、紹介して鑑賞。作者と時代背景、現代にも通じる心を伝える。季節感あふれる江戸の茶の湯世界に誘う一冊。

目次

短檠も明れば永し初日影
とくとくと水まねかば来ませ初茶湯
大ぶくやかはらぬ色を初むかし
大福や見ぬもろこしの今渡り
くみ初る炉に大福の心かな
たぎりてや湯玉たばしる霰釜
丈草が宿や梅待つ茶擂小木
待つことは梅にあるかも茶擂小木
飛梅や唐まで自由自在天
鴬やなくや数寄屋の草履数〔ほか〕

著者等紹介

黒田宗光[クロダソウコウ]
1928年大阪市に生れる。清水谷女学校卒業、神戸女学院中退。今日庵日曜稽古を経て、志倶会会員として直門稽古場在籍、今日に至る。現在、名誉師範、朝日カルチャーセンター、エコールド・ロイヤル茶道講師。IBU四天王寺国際仏教大学講師として、日本文化特殊研究学科在勤。1990年、井口海仙賞受賞
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