出版社内容情報
和歌山県根来寺に伝来する、約１６０面に及ぶ紀州徳川家ゆかりの能面「大名面」の全貌を、和歌山県立博物館での展覧会開催を機に検証する。併せて徳川御三家の能楽の様相も紹介。
内容説明
紀州徳川家から新義真言宗総本山根来寺に寄進された１５９面の能面。近世武家の能楽のありようと、徳川家寄進の能面の全貌を明らかにする。
目次
精選・根来寺の能面・カラー図版
根来寺所蔵紀州徳川家伝来の能面
根来寺の能面全一五九面・モノクロ図版
作品解説
著者等紹介
田辺三郎助［タナベサブロウスケ］
１９３１年東京生れ。５９年東京大学大学院博士課程中退。同年より文化庁勤務。７８年東京国立文化財研究所修復技術部長。８１年国立歴史民俗博物館教授（情報資料研究部長）。８４年東京国立博物館資料部長。８６年文化庁文化財保護部文化財鑑査官。８７年武蔵野美術大学造形学部教授。現在、町田市立博物館館長
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